自分の心のサインに寄り添って

一昨年、私は毎日のように泣くようになった。その前の年は、胃酸過多で食欲もなく辛い日々を送っていた。そのときに、自分が辛いことを知ってはいたものの、それは甘いと自分の心の悲鳴さえ聞かないふりをしていた。

そのような生活を続けた結果、今度は泣くようになってしまった。泣くことなんて、それまで滅多になかったため、おかしいと思ったものの、それでも、なお、心の悲鳴を無視し続けた。

さらに、友人など人と会っているときは涙が出ないと考え、泣いている時間が無駄だとアルバイトを入れまくった。

そのような生活を続けていくうちに、さらに生活に支障をきたすようになる。授業を聞いている間にも泣くようになった。

ここまで来るとさすがにまずいなと思い、カウンセリングに通うようになった。

今、自分を見つめ直しているが、小さい頃からの無理をするのが美徳という精神が身体に自然と染み付いているのだ。
小学校2年のころ、習い事を週5日するハードスケジュールで生活していたところ、体調崩し保健室で休むようになり、小2にして保健室の常連となった。その頃の通信簿には、頑張りすぎて心配ですと担任の先生からコメントを書かれるくらいだった。

今思うと、精神面で心配されることは昔からだったようだ。幼いころから、他の子と違って引っ越してばかりで、休日に家族と過ごした話をきくと羨ましいと寂しいという思いがミックスしていた。とにかく寂しかったんだと思う。

今の気持ちは、何故か懐かしいように思える。ずっと蓋をして生きてきたけれど限界もある。この先、自分の気持ちに寄り添いながら生きていきたい。

この文章を読んでくださった方で、私のような症状が出ているならば、無理せず、カウンセリングでまず話を聞いてもらってください。なるべく早い方がいいと思います。

少しでも改善されることを願って😌

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