ワタナベアキヒロ

ナイーブでセンシティブなサイエンスライター。人生のストレスを最小化するために勤めてた製…

ワタナベアキヒロ

ナイーブでセンシティブなサイエンスライター。人生のストレスを最小化するために勤めてた製薬会社を辞め、フリーランスで文章を書き続ける。そんな男性の、個人的な日記を包み隠さずWeb上に公開して換金して食いつなぐためのnote。

マガジン

  • 死ぬまで生きるための日記

    心がセンシティブなサイエンスライターが、どうにかメンタルをコントロールして生きてく様を記録した日記。色んなメンタルテクニックが本当に効くのか試す実証の場。ノンフィクションノベル。ネットで活動している人もよく登場します。無料公開部分も沢山あるのでそこだけでも見ていってください。1ヶ月10記事以上更新できるようになったら有料にします。たまに回想録なども。

最近の記事

自分で自分を許す前に、他人に許されてしまった

「なんでお前生きてんの?」 というフレーズが、30秒に1回ぐらい頭に浮かんでくる。自動で。 仕事で作業に集中している時などは、浮かんでこないが、何もしていないとき、あまり集中を要さないことをしているときには浮かんでくる。 これは質問しているのではなく、相手を責めるために発せられている。 つまり自分で自分を責めている。自動で。 自分を責めても生産的ではないので、これを止められないかといくつか試した。 集中している時は出てこないという事は、コレが浮かぶ時は集中していないと

    • 都会の音楽と、そうでない音楽

      都会の臭いがする音楽というものがある。 自分は今、千葉のど田舎に住んでいるので、そこにいる時は、まったくもって都会の臭いがする音楽なんて聴こうと思わない。 まったく合わないからだ。その場所、その状況、その空気と。 繊細な白身魚の刺身を肴に、甘み強めにつくったカルアミルクを飲むようなものだ。 ぜんぜん合わない。 ただ、ど田舎とはいっても千葉にいるので、たまぁに、たまぁに東京に行く事がある。電車で片道2時間かけて。 今日も浅草へ行った。 所属している日本酒コミュニティとい

      • 友達がいないので、仕方なく神様とお友達になった

        友達がいない。 悲観的で、ゼロイチ思考なので、また極端なことを言っているのかもしれないが、主観的には友達がいない。 人との関わりを増やすため、近所の知り合いを誘って週2で朝ヨガを始めたが、1ヶ月ぐらいで「ちょっとやめたい」と言われ、終了した。 人との関わりを増やし、かつ望ましい人生を手に入れるため、福岡に住む知り合いに「週一での週報の共有」と「月一での反省会」を提案し、スタートさせたが1ヶ月くらいで連絡が途絶え、のちに「忙しいので一旦やめたい」と言われた。 人との関わり

        • 自責の念の核にあるのは怒りの感情

          なんでお前生きてんの? という言葉が、無意識に、頻繁に頭に浮かぶ。 3分に1度くらいやってくる。 「お前」とは、俺の事である。 俺は責められてる。 誰に? 俺に。 現状を芳しくないと捉え、それで自分を責めている。 「責めても何もでないぞっ」と思うし、実際そうなのだが、そんな事を言っても自責の念は止まらない。 なぜか。 もはや自分を責めたいわけでもなく、ただただ怒っている。イラついている。気に入らないのだろう。今のこの状況が。 その怒りを何かに、誰かにぶつけた

        自分で自分を許す前に、他人に許されてしまった

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        • 死ぬまで生きるための日記
          22本

        記事

          もはや癖になってしまった自己嫌悪を治すための方法

          朝から自己批判の希死念慮。 「なんでお前生きてんの?」 と言われた。頭の中からする声に。声というか、言葉。 今日という日に対しては何の落ち度もないのに、ただただ口癖のように続く自己批判。 気分を害し、足枷にしかならない。 「今日の俺になにか失敗あった?」と問う。 返答はない。ノーコメント。論破を意味する。 時刻は朝07:30。起床時刻も問題なく、そこから数十分で落ち度がある方が珍しい。 こうやって、今日という日に限れば自己批判の根拠になるような失敗はない事を確認し

          もはや癖になってしまった自己嫌悪を治すための方法

          「考えたい事だけを考える」ための唯一の方法

          考えたい事だけを自由に、考えることができたらどんなにいいだろうか。 そんな事を思いながら頭の中は今日も、考えたくないことでいっぱいだ。 一昨日泊まった大分のシェアハウス。宿泊費の代わりに、家主のAmazonほしいものリストから、宿泊費相当の物品を送ってくれという事になっていた。 その際、今回はこれを送って欲しいという指定があったので、それを買おうとした。 だが、それはマーケットプレイス出品の品だったので、他人のほしい物リストからのプレゼント購入ができなかった。 仕方がな

          「考えたい事だけを考える」ための唯一の方法

          人生で日記を書くこと以上に大事な事なんてないよな、と思った話

          引き続き、実家に帰って、農作業を手伝う日々。 普段見ない懐かしい風景を見ていると、ここで過ごしていた時の思い出がふとした時に蘇ってくる。 今日も、高校の時のとあるエピソードを思い出した。 当時、部活で陸上をしていて、かなり熱を入れて取り組んでいた。 中学では全国大会で5位になった事もあり、アイデンティティの一部、いや大部分を占めるものになっていた。 1年生の冬、その陸上で怪我をした。 1〜2ヶ月あればよくなるだろうと見ていたが一向に治らず、練習が全然詰めずに、非常に苦しか

          人生で日記を書くこと以上に大事な事なんてないよな、と思った話

          年老いた未亡人の気持ちがわかりすぎる34歳未婚男性の俺

          朝、07:01。 相変わらず実家にて農作業の手伝いをする日々。 肥料(米ぬか)を田んぼにまくという作業をしていたら、散歩中のおばあちゃんに話しかけられた。 あいさつ程度ではなく、2〜3分ぐらい話しかけてくる。 近所に住んでいる人らしく、旦那さんは何年か前に他界して一人暮らしなのらしい。 家の中に話す人がいないから、外でたくさん話したいという気持ちになっているかもしれない。 そうだとすると、その行動原理は、とある人物とまったく一緒だった。 その人物とは俺である。 千葉の

          年老いた未亡人の気持ちがわかりすぎる34歳未婚男性の俺

          脳の欠陥はメタファーで補うしかない

          22:22 急に死にたくなった。 現在、実家にて稲作の手伝いをしている。 合間にWebの仕事(主にWebライティング)をしている。 本日、母親に、農作業の手伝いの月給がいくらぐらいになるか見積もってくれと頼んだ。そうしないと、どのくらいWebの仕事入れるか決められないから、と。 その流れで時給いくらなのか聞いた。 時給1000円だと言われて急に現実に引き戻された感じがした。 帰省してから今日までの4,5日、その事は聞かずにうやむやにしていた。 月給としては10〜15万ぐら

          脳の欠陥はメタファーで補うしかない

          不幸も悪くないな

          5日前ぐらいから実家に帰ってきている。 田植えを、メインとした、諸々の農作業を手伝うためである。 実家に帰ってきてからというもの、心身ともに調子がいい。というか、精神的にとても救われている。 ひとり暮らしの家にいると3分に1回は現れる希死念慮も激減し、不安や孤独、各種ストレスによる機能性ディスペプシアの症状も軽く、胃の調子が普段よりだんぜんいい。 普段は高ストレスだから胃の調子は悪く、だけどストレス解消のために脳は食欲が暴走しているという、最悪の負のスパイラルにより、常

          不幸も悪くないな

          ムカつく奴の事が頭から離れない時は、大切な人のために何ができるかを考えるといい

          1度誰かにイライラし始めると、なかなかそのイライラは消えてくれない。 そして、イライラする相手と言うのは、嫌いな人間やいけすかないと思っている人間であることが多い。 嫌いな人間ということは、自分の人生の限りある時間を使う価値のない人間ということである。つまり、この世の中で、最も存在をスルーしなければならない人間と言うことである。言い換えれば、人生で最もどうでもよく、できるだけ視界から排除しなければならない人間である。 しかし、いちどイライラし始めると、そのイライラの対象

          ムカつく奴の事が頭から離れない時は、大切な人のために何ができるかを考えるといい

          「人生の悩みの99%はどうでもいい事だから気にしなくていい」ことを証明してみた

          生きていれば、何かに悩んだり、イライラしたりして、 いつまで経ってもその事が気になって、気を揉んで、心をすり減らしてしまう事は誰しもにある。 悩んでも仕方ない、イライラしても意味がない事であっても、そうせずにはいられない。 今回はそんな不快な感情を手放す方法の話。 おそらく、おそらくですけど、今あなたを悩ませてる、苦しませてる、イライラさせてる人やモノやコト、その内、あなたの人生から消えますよ。それも割と近い将来に。 3年前でも5年前でも10年前でもいいんですけど、あ

          「人生の悩みの99%はどうでもいい事だから気にしなくていい」ことを証明してみた

          自分にとって価値ある事だけに集中できるようになる「ギアス・ワード」の使い方

          イライラしているときに、いくら「イライラよ、消えろ」と脳に命じても効果がないように、わたしたちは感情を直接コントロールできない。 イライラしても何の得もない状況で、いくら「イライラしても意味ないから、重要な事に集中しよう」と自分に言い聞かせても、数分後にはまたイライラの原因となった人間や出来事に注意がもっていかれる。 時間が経って感情(イライラ)が風化して消えるか、脳に感情的に納得させられる材料を提示しない限りは、脳は延々と目先のイライラにとらわれ続ける。 前者の時間的

          自分にとって価値ある事だけに集中できるようになる「ギアス・ワード」の使い方

          「“自分を受け入れる事ができない”自分」を受け入れる方法

          「代えの効かない自分という存在を受け入れる事が大事だ」という事が、仏教や認知行動療法の分野で提唱されている。 「受容の精神」「アクセプタンス」というヤツだ。 「セルフコンパッション」も似た概念をもつ。 確かに、「自分」という肉体の入れ物は死ぬまで交換する事はできないのだから、その性能に不満があっても、受け入れて、いま出来ることに集中するのが合理的な生き方というものだ。 「なんで海老アレルギーなんだ」「なんで自分は身長が低いんだ」といくら嘆いても現実は変わらないからだ。

          「“自分を受け入れる事ができない”自分」を受け入れる方法

          自分の人生を「大切なこと」だけで埋め尽くすための、たった1つの言葉

          生きているとイラついたり、不安になったり、心が揺さぶられる事は日常茶飯事だ。 某クライアントRがやたらと頼ってくるくせにこちらからの依頼は無視してくる事にイラついたり、希死念慮に3分に1回「死んだ方がいいんじゃない?」と罵倒されたり。 それらは本当は些細なことで、他にもっと大切な事があるのに、どうしてもそれら目先の嫌な感情に足をすくわれ、行動力を削がれてしまう。 三島芳治の漫画を読んだり、次のキャンプの準備をしたり、日記を書いたり、人生のゲーム化という大きな目標に向かっ

          自分の人生を「大切なこと」だけで埋め尽くすための、たった1つの言葉

          23'04'15 あなたの心が傷つくのは「仮説を立ててないから」

          Twitterに投稿して反応がないと傷つく。 ブログ記事を公開して反応がないと傷つく。 自分を否定されたような気持ちになって、傷つく。 反応がないのには原因があって、その原因を取り除けば反応は得られる。簡単な理屈だ。 「反応がない」という結果は、「こういうやり方をしたけど、それではうまくいかなかった」というデータでしかない。 それなのに、データをデータだと思えないのは、仮説を立てていないからである。 「〇〇というアクションを起こせば、△△という理由で、求める結果が得られ

          23'04'15 あなたの心が傷つくのは「仮説を立ててないから」