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最後の文化祭


写真フォルダに残せる思い出と
自分の中に投影だけできる思い出
昨日の文化祭のことだって綴らないと大半のことは忘れてしまっていて
最前列で見ることのできた演奏、それに合わせて横顔が様々な色に照らされている
金箔が散りばめられた幕が閉まっていく その瞬間しか記憶に咲いていない

小学6年の卒業式に渡せなかったプロフィール帳はホコリを被って寝ている、とても悲しい
何気ない空間にカメラを持つ日常は素敵
アナログの思い出は線香花火みたいにすぐ消えます

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