1994年のインターネット
僕が初めてインターネットを意識したのは、大学三年生のとき。
ゼミの先輩が卒論のテーマに選んだのが『WWWサーバの構築』だったので、毎週のように、インターネットやHTMLなどの仕組みを聞くことになった。その時は、インターネットって何??という感じでした。
それまでネットワークに繋がったことが無かったかというと、そんなこともなく、当時はパソコン通信が流行っていて、いわゆる草の根ネットという、自宅にアナログ回線(良くてISDN回線)とモデム、パソコンを用意していて、自由に接続できるようにしていた人が全国にいて、それぞれ個別のネットワークが出来ていて、その一つのネットワークの利用者どおしでよく遊びに行ったりと、楽しんでいたものです。
このネットワークどおしを繋ぐのが、広義のインターネットと言うことになりますが、WWWサーバをはじめとする、いくつかのプロトコルに対応したネットワークが、狭義のインターネット(the internet)ということを把握したのは、店頭の雑誌をいくつか立ち読みして理解しました。
先輩の構築したWWWサーバは、何だったか思い出せないのですが、C言語でかかれたソースコードを入手し、大学にあったUNIXコンピュータ上でコンパイルし、UNIX上で公開。僕ら三年生は、そのWWWサーバ上で公開する、いくつかのWebページをviエディタで直接HTMLタグを打ち込んで作ってました。
いやぁ~、懐かしい。
けど、今どきの人には全然役に立たない(笑)
面倒な年配の人の昔話ですねwww
当時からしばらく経ち、すっかりライフラインとなったインターネットですが、日本のインターネットは構造上の問題を抱えていると認識しています。
特に、全国の小中学校の児童生徒すべてに一人一台端末を配布する文部科学省のGIGAスクール構想が、今年2021年4月かそこらに実現しまして、一気にインターネットにつながる端末が900万台増えますので、急に問題が露呈するかも知れません。(もちろん、問題にならない程度の利用しかされないかも知れません。)
この話は、追々書いてみたいと思います。
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