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フランス パリで膀胱炎になった話

旅行にトラブルはつきもの。最近はハッピーな朝食の記事ばかり書いていたけれど、今回は情けない話を。

パリ初日のこと。自分が乗る飛行機がシャルルドゴール空港に到着してすぐ、なんだか嫌な予感がした。ついさっきトイレに行ったばかりなのに残尿感に似た違和感があり、地味にジンジンしている気がする。

治安が悪いと言われがちなパリの北駅(Gare du Nord)近くにホテルをとっていて、日も沈みかけていたので、そのときは構わず安全第一でホテルをめがけて移動した。

ホテルに着いてすぐトイレへ駆け込む。
…………
そして、「あ、これは絶対膀胱炎だ」と確信した。出血もしていて、痛い。一度トイレを終えてもまたすぐ行きたくなる。なぜここで…。よりによってここフランス パリで…涙 とトイレで一人落ち込んだ。

「パリで膀胱炎てw」という方向けに、これがどれだけ辛いものかが書かれた記事を置いておこう。


過去、私は何度か膀胱炎を繰り返している。そんなプロ膀胱炎患者である私が次に考えたのが「薬の有無」についてだった。
…………
トイレを出て夫に悲報を伝えつつ、必死にスーツケースを漁り、さっそく見つけ出した。
日本から持ってきた抗生物質を!!!
日本でパッキングする際、万が一コロナに感染した際に飲む薬と、頭痛や鼻炎に即効で効く薬類を選別して詰め込んでいたのだ。その時の自分に全力で感謝する。そして、ペニシリンを発見した偉大な研究者に心からお礼を申し上げた。

すでに21時を過ぎていたので、自分は血尿と闘いながら、夫に夕飯の買い物を頼む。( 遅い時間だったしめちゃくちゃ心配だったけど、「Mr.noodle」と言うお店の激うま中華を両手に無事に帰ってきた )

膀胱炎になりながらも
頬張って食べたフレンチ中華

ご飯を済ませ、
①薬をごっくん。
②水を大量に飲む。
③そしてトイレに行く。を繰り返した。
疲れが溜まっていたので、ちゃっかりバスタブの半身浴もした。そんな感じで、とにかく以下を心がけてパリ初日の夜を過ごすことになり、今に至る。

まだ血尿は続くが、ポジティブに考えると、気づかないうちに長旅のストレスが溜まっていたことを知るきっかけになった。野菜の少ないバランスの悪い食事、水をあまり飲んでないこと、トイレを我慢しがちだったこと、などなどが原因と考えさられそう。たしかに前膀胱炎になったのも、仕事のストレスに晒されてるときだった。旅行中でも自分を労る時間を忘れないようにしたいもの。

ちなみに、抗生物質は薬局でも購入できるらしい。

  • 膀胱炎;inflammation de la vassie(アンフラマシンオン ドゥ ヴァッスィー)

  • 抗生物質:antibiotique(アンティビオティック)

みなさまには旅行に行く際に常備薬を十分に持っていくことをお勧めします。🙏

では、良い1日を!
Bonne journée!

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