Sean

まぁまぁすごいことを生み出しているのに表現力の不足とインハウスの制約で残念なことになっ…

Sean

まぁまぁすごいことを生み出しているのに表現力の不足とインハウスの制約で残念なことになってるクリエータの才能を開花させたい。 そんなには大きくはないメーカーで製品開発を担当している50歳代。

最近の記事

部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、デザインの変遷を聞いた

源流の旅、と題したのは最大のポイントとなる木材のルーツを見ておこうという趣旨だった。しかし北東北での伐採と製材を見て、この材料を使ってどういう製品に仕上げっていくのか、加工工程を経ないとフェアじゃないと感じた。 特に目当てであった木材が実は単独では成立しておらず、金属との融合によって命が吹き込まれるという感覚があったので、中部地方の旅を急遽加えた。 最後はショールームに設置された場面だけをできるだけきれいに撮って締めにしようと思っていたが、搬入・組み立てがこれまでの工程と密接

    • 部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、ショールームに納品した

      https://www.itoki.jp/products/table/silta/ なんせこれまで1社しか経験したことがないので、一般論は知らないのだが、私が所属している会社だけでいうと、モノづくり関連の人が「現場」というのは工場内の製造現場のことを指している。翻って販売関連の人の「現場」は客先の納入現場のことを指すことが多いと思う。これまでの動画は製造現場の様子だったが今回は納入現場が主役だ。納入現場で行われることは、ほぼ運ぶことと組み立てることに集約されるが、商品開発

      • 部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、どんどん深みにハマっていった

         このシリーズ記事の最初の方で書いたが、オフィス家具は昔はスチール家具と呼ばれた。材料の多くがスチール製であったからであるが、木製中心の家庭用家具と違い、堅牢性が求められることをよくあらわしている。時代は移って今やオフィス家具にも木製品が多様に使用されるようになり、近年はほんとに茶色い家具が多くなったものだと感じる。カジュアル化の象徴だ。  一般的にオフィス家具のメーカーでは、木製家具の生産自体は外部委託になることが多い。MDFとメラミンの天板などは自社のプラントで生産され

        • 部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、もう少し旅を続けることにした

           前回までの北東北の旅の目的は、木材を活用している過程を自分の目で確認しておこうということだった。しかし、旅の終わりの頃には、この製品の本質はそこではなく、木材と金属が融合していることだと確信した。今頃気づいたのか。  北東北で伐採、製材された木材は確かに素晴らしいが、それだけではオフィス用の家具にはなり得ない。造作家具的なものはたくさんあるだろうが、家庭用の家具と違い、不特定多数の人が道具として使うオフィス家具においては、木の柔らかさは弱点になってしまう。何でもかんでも最

        部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、デザインの変遷を聞いた

        • 部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、ショールームに納品した

        • 部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、どんどん深みにハマっていった

        • 部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、もう少し旅を続けることにした

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、厚突単板の製造現場を見に行った

          弘前はもっと雪が積もっていた。迎えにきていただいた車の中での話は、積もった雪に視界を遮られた状態での運転がいかに危険かということだった。交差点という交差点に視線より高い雪の壁が立っている状態なので、運転者から見ると道を渡る人全員が飛び出してくるように見えるようだという話だった。 そもそもこの製品の企画は、「突板では本物の木とは言えない」、というラジカルな主張から始まっている。少なくともオフィス用の家具で使われる天板の表面材は汎用的にはメラミン化粧板、高級品は突板、というのが

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、厚突単板の製造現場を見に行った

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、製材している現場を見せてもらった

          https://www.itoki.jp/products/table/silta/ 今回の新製品で結構大胆な特徴になっているのが、“耳”と呼んだり“Live Edge”と呼んだりしている天板長手方向のエッジパーツだった。これは簡単にいうとよく古い日本家屋や旅館で使われている銘木の卓のように、エッジを成形しないままの形状に残す、ということを意味している。銘木の卓は丸太からそのまま切り出した1枚のムク材であるのに対して、ウチの部下の人々が作った新製品は「未成形の形状のエッジ材

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、製材している現場を見せてもらった

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、源流を辿った

          https://www.itoki.jp/products/table/silta/ 林業だけでなく、森林・木材産業の方と時々お会いするが、どういうわけだか皆さんいい人が多い。ポジティブで真面目、アクの強さやオシの強さはあまりなく、控えめだけれど情熱的。仕事に自信とプライドを感じる。産業方面だけでなく研究方面も行政方面の方々もその傾向があり眩しささえ感じることがある。木材関係の素材を扱うにはスペックもさることながらネットワークが重要で、顔が見えないとなかなか物事が進まない。

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、源流を辿った

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、もっとわかりやすく伝えようと思った。

          オフィス用の家具というものは、戦後GHQが持ち込んだスチール製の机をコピーするところから始められたというのが定説だと思うが、長らく「スチール家具」と呼ばれてきた。なぜそう呼ばれるかと考えるとそれまでは違う素材で作られてきていたからということになり、おそらく他の家具と同様、木製であったことが想像に難くない。家具というものは木加工で製造するものであったのだと思う。そう考えるとスチールという堅牢な素材を用いることは大したイノベーションであり同時に結構な贅沢であったのではなかろうか。

          部下の人々がすごい良い製品を作っていたので、もっとわかりやすく伝えようと思った。

          ZT#9_生活空間にオフィス感はイヤ_vertebra03(バーテブラ03)

          他のことにかまけて撮影からだいぶ経ってしまった。 多くの会社はコロナからアタフタしたが、外資系企業はその前から制度もスタートしてた。コロナで変化加速、の好例。 #バーテブラ #vertebra03 #在宅勤務 #腰痛 #チェア

          ZT#9_生活空間にオフィス感はイヤ_vertebra03(バーテブラ03)

          ZT#8_座り方のクセにマッチした

          なかなかアップできないけどコツコツ作る動画。夫婦でリモートワークは新しい生活だねっていう感じ

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          ZT#7_カワイイ絵本の生まれる場所

          1年前に絵本作家兼雑貨デザイナーとしてフリーランスになった女性。自分の仕事場を整えてきたが、コロナで夫も在宅勤務に。自宅での仕事環境を見直す契機になった。 カワイイ絵本や雑貨に囲まれた家は流石の配色で、名作イスもハマってる。でも、仕事の動作を考えるともっと快適になれるのでは。改善は止まらない、ってやつね。 #在宅勤務 #リモートワーク #vertebra03 #在宅用チェア #イス

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          ZT#6_今決めたい、生地だけは!

          アパレル業界でファッションデザインの一人暮らし。転職していきなり在宅勤務のパターン。イスの張地を選ぶときにシーズンごとに並べてカラーパレットを作り出したのでびっくりした。オフィス家具には全くない視点。常に頭の中に季節感で整理されているんだろうな、と思った。プロのなせる技。

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          ZT#5_WORKとLIFEの境目はもうない

          https://youtu.be/4-lyOslTqtA テキスタイル出身でデザイン系メディア従事の一人暮らし。家はリラックするところなのに在宅勤務を余儀なくされた。 WORKとLIFEの境目終焉の現実に直面した。 「グレー100万通りある」の金言も思い出した。 #在宅勤務 #ワークチェア #イス #バーテブラ #vertebra03

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          ZT#4_キッチンがオフィス

          https://youtu.be/-bH5FV2n-8w 時期的なことから引越し即在宅勤務開始になった人は少なくない。ひとり暮らしといえども想定外のことで新居のイメージが全く異なってしまった、という話。 キッチンで、というのは流石にシュール。 #在宅勤務 #ワークチェア #イス #バーテブラ #vertebra03

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          ZT#3_8時間になったらツラかった

          https://youtu.be/XnmZp2XYCIY 2〜3時間の家仕事と8時間の在宅勤務は似てるようで全く違う、という話。これまで家で仕事をしてた人は環境が揃っていると思いがちだが、時間の長さによる変化を考慮せざるを得ない。

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          ZT#2

          何ミリが適正な高さだということを知らない方が普通だということがわかった。無理してると体を痛めるし集中もできない。本家のオフィスの方はエルゴノミクスはもはや体のサイズではなく社会性に発展しつつあるが、家庭では逆にサイズの理解の普及が必要、という話。

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