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時短勤務とは何ぞや?#2

今、私は”子育て”“家事”に真っ最中である身。
家族と話をし、時短勤務という働き方で、かつ、正社員として日々を過ごしている。
しかし、時短勤務とは名ばかりでまともに時間内で帰ることはなかった。
寧ろ、業務量が時短勤務に見合っていないのだ。


私は何度も上司へ訴えてきたが、業務量が減るどころか増えるばかり。
リハビリ業界、特に言語聴覚士(以下ST)では10年を超えると『指導者』という立場になり、臨床をしながらも後輩や学生育成に重きを置くことになる。
私も家庭を持っていない頃は、夜遅くまで無償残業していたが、家庭を持った今は家に帰ってからが時間との勝負なのである。


日々、そんな状態で生活をしていると自分が自分でなくなる時もある。
仕事のストレスが家族に飛び火してしまうことも多々あった。
娘の少しの失敗にも敏感に気づき、つい余計な言葉を発してしまうほど。
子どもには本当に毎日申し訳なく思い、見えない所で泣くときもあった。
「こんなママでごめんね」「私はママになっちゃいけなかったんだ」と。


その出来事から、現在進行形で”自由な働き方”に憧れを持っている。
「フリーランスってどうしたらなれるの?」
「今の仕事を活かして、新しいスキルを持って仕事を謳歌したい」
「家庭をおろそかにして仕事に生きる人生は嫌だ」
心の中で沸々と湧き上がってくる好奇心が日々の仕事の活力になっている。
娘の少しの失敗も「ちゃんと言えたね、ありがとう」と思わせてくれる。


まだ、実行に移せていないけどそのことを考えるだけで気持ちが楽になる。
私には家族が大切で、でも、STが好きで。
家庭も仕事も謳歌できる、そんな人生が叶ったらな…と。
いくつになっても、夢を持つことって大切なんだなと改めて気づいた。


しかし、最近の私といえば、時短勤務という立場を大いに利用できている。
というか、同じ立場の人が増え帰りやすくなっているのかもしれない。
多少の残務があっても”明日でいいや””もう帰ろう”と思えるようになった。
これは、私にとって生活の質を上げる重要な出来事でもある。


世の中のお母さん達は一体どういう1日を過ごしているのだろうか。
私なんてまだまだで、もっとハードなスケジュールをこなしているお母さんもいるかもしれない。
私ばかり大変だと思うことはおこがましいのかもしれない。
ということを日々考えながら、夕飯のことを頭の片隅によぎらせつつ、保育園のお迎えに向かっている今日この頃。


明日は新人研修の講師を依頼されている。
昨年の作成した内容を修正しつつ明日に備えよう!
金曜日、ばんざい!!!

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