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111.ホテル好きが気になる、総工費400億円で建築された「川久ホテル」に行ってみたい

旅行好きの私。
旅行vlogや、日本の素敵な場所を紹介するyoutubeを見ることがあり
最近はジョーブログの廃墟&バブル遺産が好きです。

そんなジョーブログで先日公開されたのが
バブル遺産の一つである「ホテル川久」でした。

動画はこちら:
【生きるバブル遺産】総工費400億円!昭和の会員制超豪華ホテルに泊まってみた


何がすごくてnoteに記したかって
総工費400億円!!!

どこからそんな大金出てくるねん!と思い
動画でも一部紹介されていますが、
具体的にどこにそれだけ費用をかけたのか
創業者はどんな人か調べてみました。

興味のある方は最後まで読んで頂けると嬉しいとともに
今はミュージアムとして営業しているようなので実物を見れます。


川久ホテルとは

1989年バブル絶頂期に和歌山県南紀白浜に再建され1991年に開業されました。
創業者は堀資永氏、建築家は永田祐三氏を代表に、世界の一流職人と一流家具を取り寄せて建てられたそうです。

開業後4年で経営破綻したそうですが、
その後札幌を本社とするカラカミ観光が買収したため、
今もなお現存しています。

一流職人の技が詰まっているため、受賞歴も多く
1993年、優れた建築作品と設計者に贈られる「村野藤吾賞」を受賞
2020年、金箔表面積で「ギネス世界記録」に認定
されています。

このような素晴らしい建造物をより多くの人に知ってもらいたいという思いから、2021年より、創業30周年を記念して川久ミュージアムがオープンしました。


ちなみに、
開業当時は会員制の宿泊施設だったそうで
会員費は2,000万〜6,000万円、
宿泊費用は1泊10万〜60万円だったそうです。


なぜ400億円もかかったのか

建築期間2年、一流の職人と、一流の家具を取り寄せた当ホテル。

お金をかけたこだわりは随所にあるそうです。

圧巻のエントランスは
1本1億円の擬似大理石で作られた柱26本が天井を支えており、
それだけで26億円。

その上、イタリア職人によるローマンモザイクタイルの床と
フランスの人間国宝が作りギネス記録にもなった金箔のドーム型天井が出迎え、
エントランスから圧倒されるどこにもない唯一のホテルです。

この凄まじい豪華さからドラマのロケ地になったこともあるそうですよ。

エントランス

外観もこだわっており、
見た目は豪勢なお城。
屋根には、中国の紫禁城にのみ使用されていた瑠璃瓦が
取り入れられているそうです。

その他、
スタンウェイの特注ピアノが飾られていたり
ルーブル美術館とここにしかないモザイク絵や
各階に一点もののシャンデリアが飾られていたり
フランス職人が仕立てた寄木細工の床だったり

その道の詳しい人やマニアからすると
お宝の宝庫のような場所です。

私は流儀や仕立ては詳しくないのですが
それでも写真と動画だけでも圧倒される凄さ。

これだけのこだわりと
一流職人を手配したことを考えると
400億円かかってもおかしくないと納得ですよね。


まとめ

買収されてから少しリーズナブルに宿泊できるようになった川久ホテル。

そして今は
先ほどの素晴らしいエントランスをミュージアムとして公開し
1,000円の入場料で見れるそうです。

これだったら観光ついでに
世界最高峰を一気見する価値がありそうですよね。

私も調べてみてさらに現物を見たくなりました。
そしてスイートルームで宿泊したい。

少し外れたところにあるからこそ、
都会の喧騒を忘れゆったり快適に過ごせそうですね。

いつか非日常を味わいにいきたいと思います。
行ったことがある方は是非感想聞きたいですね。

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