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少し広がった私の世界【ヰ世界情緒 Anima IIIに寄せて】

創作とヰ世界情緒とあなたが私の世界の中心です.
何度生まれ変わってもヰ世界情緒でいたいなってそう思います.

ヰ世界情緒 Anima III MCより

ANGELICを歌ったあとのMCでの一言です.

私にとって,ヰ世界情緒は創作に対する姿勢が眩しすぎる人です.受け手として作品を受容する姿勢も,作り手として創作にこだわり抜く姿勢も,これまで本当に長い時間,創作に触れてきたんだろうなと感じて,心が温かくなると同時に,その姿勢は憧れを抱くほど光輝いて見えます.

そして,それと同じくらい彼女から紡がれる言葉も眩しいです.言葉を紡ぐには,自分の想いや感情を紐解くことが必要で,紐解くためには自分自身と向き合うことが必要で,それは毛布の中だったり,散歩しているときだったり,一人で納得のいくまで答えを探す孤独な放浪で,楽しいことよりも複雑な心境になる時間のほうが多いと思います.その過程を経て,最終的に紡がれた言葉の根幹に”創作”というものがあるという事実に,この世界には,こんなにも創作を大事にしている人がいるのかと胸が熱くなります.

私は,歌で,創作で,貴方の力になりたいです.あなたの日々が,現実が,豊かで自由なものであったらいいなって,私の創作がそんな場であったらいいなって.ずっとそれだけを思い続けています.

Anima III MCより

現地ライブで直接聴いた彼女の言葉にも,確かにそこに創作への愛がありました.今まで画面の向こうの存在だったけど,世界で一番創作に対して真摯な彼女は確かにそこにいました.別世界の存在ではなく,私の世界にも交差して存在していました.この世界はヰ世界情緒と地続きで創作を享受することができる世界なんだと,現地でライブに参加できて本当によかったです.

私も創作が大好きです.アウトプットは苦手で享受するのが専門ですが,い
ろんな創作に触れて,心を豊かにするのが大好きです.作り手の想いや意図に加えて,余白の部分を好き勝手に解釈できるのも創作のいいところだと思います.経験を重ねたり時間が経つことによって,同じ創作物に触れても心への伝わり方は形を変えていて,全く別の感じ方になったりして,それを実感することも大好きです.この創作が好きだという気持ちをここまで言語化できるようになったのは,創作を体現するヰ世界情緒の活動に触れてきたからだと思います.本当に感謝しかないです.

ヰ世界情緒から,私がこれまで受け取ってきたものが時間とともに色褪せてしまうのは勿体無いと思い,Anima IIIをきっかけに私の現在の気持ちを綴ってみました.受け取ったものが大きすぎて,言語化するのに時間もかかったし,その割に全然まとまってないけれども.

それでも書き切ったのは,ひたむきに創作を続ける彼女を見るたびに,わたしにもできることが何かあるのではないかと,そう思ったからで,ここからわたしの世界を広げていきたいです.

今,この瞬間,わたしに何が出来るのだろう.

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