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魚を探せる釣り人が増えれば 釣り場は守られる。



実は以前もこの話をしたことがあります。
同じような話を聞いたことが
あるかも知れませんが
大切な話なので何度でもしたいと思います。

先に答えを言うと
特におかっぱりの釣りは
魚を探したりパターンを見つけたりする
楽しさを覚えると
今よりもっと釣りが楽しくなります。

そしてこれから先も釣りに対して
釣れなければ面白くないと言う
考え方が釣りの本質ではないと
改めて感じることができます。

例えば情報や釣り友達を頼りに
魚を釣っていたとすれば
その情報が途絶えたり
何かの原因で釣り友達から
教えてもらえなくなったときに
魚が釣れなくなります。

そういう釣り人は
いざ自分で探すとなると
自分で魚を探すスキルが全くないことに
気がつく事になります。

以前の情報で連れていた場所を
ぐるぐると回ることになり
今釣れる条件や魚を見つける肝が
わからないので
また再び別の釣れる人を探して
仲良くなろうとして
同じことを繰り返します。

例えばロールプレイングゲームで
最終ステージまで行く裏技を知ってしまうと
もう2度とそのゲームを最初からする気に
なれないですよね。
まあ同じようなことです。

今世の中には一見便利に見えるサイトや
アプリがどんどん出てきています。
でも釣り人の本質を知らない人が
作ったり運営してたりするので
どこかに必ず矛盾やエラーが生じます。

そうなるとシステムとして機能しないし
多くの人に共感を得ることが出来ないので
上手くいかないですよね。
 
魚釣りは生き物相手です。
競馬の予想屋から予想を買うより
はるかに複雑で難しいんです。
だから簡単にシステム化とか
AIでパターンを割り出すことも
難しいわけです。

その証拠にさっきいました
競馬や競輪ボート等の予想をする
AIが出てこないのと同じです。

多少確率が良いものはあるかもしれませんが
かなり確率が良いものがあるとすれば
めちゃくちゃ流行りますよね。
でもやっぱり無理なんですよね。
いろんな機関が開発してますが
決定的なのがないんです。
それが答えです。

前回データは活用して初めて
意味があると言うお話をさせて
いただきましたが
そのデータの活用も
いくら計算しても解明できない
いろんな事柄が複雑に絡み合って
なおかつ生き物相手ですから
それはやっぱり難しいに決まってます。

ちょっと話がそれましたが
自分で魚やパターンを探して
釣りを楽しむことができれば
様々なメリットがあります。
もちろん魚釣りですので釣れた方が
良いに決まってます。

でも自分で探してそれでもダメなら
次に生かすデータとして
自分の中で釣れなかったことも
消化できるんです。

これが誰かに教えてもらった情報だと
その情報がガセネタだとか
釣れなかったのは教えてくれた人の
責任にしてしまうことがあります。

そうなると釣れる情報をくれる人が
自分にとって1番大事な存在になり
本当に仲の良い気持ちが通じ合った
次の友達は一生できないでしょう。

そしてその情報は自分の足で探して
考えて苦労して時間を使って
見つけたものじゃないので
その情報自体を軽く見てしまい
誰かに教えてもらったことなのに
また違う誰かに当たり前のように
教えたりします。

まぁその手の話は皆さんも
よくあるんじゃないかと思います。
これが原因で釣り友達同士で
トラブルになったり
最悪はいがみあったりしますよね。

そして
自分で苦労して探したポイントやパターンなら
写真を撮ったり動画を撮ったりするのも
やっぱり場所がバレないように気をつかって
撮影します。
これは長年ずっといろんな釣り人を見てて
自分を含めて思うことです。

ですから
特に陸っぱりは自分で探せる
アングラーになることが
釣り場を守ることにもつながります。

それは情報の大切さや重さを理解して
信用してない人にはその情報を
渡さないからです。

不特定多数に情報が拡散されると
招かざる客も訪れます。
そしていろんなタイプの人間が
集まってその中にはマナーが非常に
悪い人もいるわけです。

最初からマナーが悪い人っていうのは
僕はいないと思っています。
釣り場をゴミだらけにして帰る人は
釣り場の大切さをわかってないだけです。

この人たちも釣り場の大切さがわかれば
ゴミを捨てたりマナー違反や
釣り禁止につながるようなことも
しなくなると思います。

もちろんそれでもだめな人はいますが
そんな人はきっと釣りが続きません。
周りにマナーが悪い人がたくさんいれば
他の人がやってるからだ自分も大丈夫だと
思ってしまう群衆の心理なんです。

ですからマナーの良い人が増えれば
逆に群衆の心理で
釣り場にゴミを捨てて帰れば
目立つし恥ずかしいと思うのでは
ないでしょうか。

釣れてる場所を知りたい
釣れるルアーが知りたい
釣れてる人と友達になりたい
そんな人ばっかり増えたら
確実に釣りをできる場所は減ります。

だから僕は
シーバスの探し方をずっと
伝え続けているのです。
そうすることにより釣り場の大切さ
情報の大切さを知ることができて
いつまでも楽しめる釣り場が
守られると信じています。


ではまた。
















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