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注目の副業!?


働き方の多様化が進むとともに、副業解禁に関しては国の後押しも進んでいます。
厚生労働省は2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定し、副業の指針を発表しました。
その後改定も実施されています。
副業を認めている企業は少しずつ増えてきているのが現状です。


そんな中、一般のドライバーが自家用車を使って有償で他人を送迎する「日本型ライドシェア」が条件付きで2024年4月から始まり、
タクシー事業者が新しい働き方として、副業での「ライドシェアドライバー」の募集を開始しました。

そもそもなぜ「日本型ライドシェア」が解禁されたのでしょうか。
主な理由はタクシー不足の解消を目的としています。
コロナ禍によりタクシードライバーが2割程減少、廃業したタクシー会社も少なくありません。
一方で、利用者数は回復してきており、インバウンドも好調で外国人利用者も増加しています。
タクシーが不足すると行動が制限され、周囲の経済活動にも影響を及ぼすと言われております。

参考までに、下記は大手タクシー会社の求人情報です。
https://www.nihon-kotsu-recruit.jp/taxi/rideshare/

求人情報を見ると、「空いている時間を有効活用」や「好きな時間だけ」など、魅力的な文字が並んでいますが、
業務委託ではなくアルバイトなどの雇用契約のため週の労働時間が40時間以内となっています。
つまり本業がありフルタイムで勤務している方は、就業の条件を満たせない可能性が高いのです。
その他にもエリアや時間帯など様々な制限がありハードルは低くはなさそうです。

タクシー会社以外の参入の可否や、地域・時間帯の制限の撤廃なども検討されており、政府は2024年6月までに結論を出すとしています。
今後、ライドシェアドライバーの副業は浸透していくのか、今後の動向に注目です!

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