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社内SEが考える・・・一緒に仕事をしたい人④


前回の続き・・・

社内SEである私の理想の境地は、

”この社内SEとだったら一緒に仕事をしてもいいな”

・・・と他の社員の方から思ってもらえるようになることだ。

じゃ~、自分だったらどんな人とだったら仕事をしたいと思えるだろうか?


■1人1人では届かないゴールへ、チームの力を利用して連れて行ってくれる人

仕事には、1人1人の力ではゴールに届かないものがある。

しかしそんな仕事も、チームとして取り組めば、ゴールに辿り着ける可能性がある。

・・・というか仕事というのは大半がチームでゴールを目指すもの。

仕事においてチームプレーが上手く行くと楽しいし、みんなでできたという達成感もある。

そして良いチームにはほとんどの場合、キーマンがいる。

そのキーマンは、チームのメンバーに仕事の全体像とゴールを見せた上で、

〇あなたの役割はとにかくこれ・・・

〇あなたの強みはこれだから、とにかくこの役割に集中して・・・

〇あなたは面倒だけでどうしても必要なこの調整役・・・

そんな具合に、スキルも心も凸凹なメンバーに上手く役割を当て嵌めていくこと。

そして、1人1人の力では届かなかったゴールへ、チーム全員の力で辿り着けたとすれば、みんなが達成感を味わうことができる。

そして、そのキーマンが1人1人に、あなたはこの役割でこの仕事に貢献してくれた・・・ありがとう。

そういう感謝を伝えることができれば、きっとこの人と一緒に働きたいと思ってくれるのでは・・・


■結局、人の力を上手く引き出せる人になること

会社には様々な人がいる。

〇仕事ができる人できない人

〇ある特定のスキルを持っている人

〇面倒な仕事を文句も言わずやってくれる人、

〇作業スキルはないけど人間の調整が上手い人

・・・etc

チームを作る時、ほとんどの場合、使っていい人材の制限を受ける。

そりゃ~、各部署のエース級の人ばかりでチームを組めるのが理想だけど、現実問題、それは無理だ。

だから、例えば今回のプロジェクトにおいて、使っていい人材を見渡した時に、可能な限り適材適所を見極めることが重要だ。

例えばスキルの低い人だって、プロジェクトで必要な作業を細かく分ければ、必ず役割が見つかるだろう。

そして、その役割を、できる限り気持ちよくこなしてくれるように持って行けばいい。

〇あなたがこの役割を受けてくれれば、別の人がこの課題に取り組むことができるんです。

〇あなたにお願いしたいのは、このプロジェクトのこの部分でどうしても必要な作業になんです。

〇あなたにお願いした作業のおかげで、こんなにスムーズにプロジェクトが進みました。

・・・etc

例えスキルや経験の浅い新人や中途の人材だって、要は使い用だ。

・・・というか、スキルや経験の浅い人材の集まりで、高難度のプロジェクトをゴールまで持って行けたとすれば、そのチームの達成感は倍増するだろう。

そして、その達成感を導いてくれたキーマンがいれば、またそのキーマンと仕事をしたいと思ってくれるに違いない。

社内SEである私の理想の境地は、

”この社内SEとだったら一緒に仕事をしてもいいな”

・・・と他の社員の方から思ってもらえるようになることだ。

それには、1人1人では届かないゴールへ、チームを上手くコントロールしそのゴールへ辿り着かせてくれるキーマンとなることが、近道だ。

もちろん、ゴールに辿り着けずキーマンの役割を失敗することもあるだろうが、こればかりは意識しながら数をこなすしかない。

チーム運営が上手くなること、それは、誰かに私と一緒に仕事をしたいと思ってもらえることと、きっと同意なのだ。

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