![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50127588/rectangle_large_type_2_b5c504118223741e694c229fa40706fe.png?width=1200)
社内SEが考える・・・一緒に仕事をしたい人④
前回の続き・・・
社内SEである私の理想の境地は、
”この社内SEとだったら一緒に仕事をしてもいいな”
・・・と他の社員の方から思ってもらえるようになることだ。
じゃ~、自分だったらどんな人とだったら仕事をしたいと思えるだろうか?
■1人1人では届かないゴールへ、チームの力を利用して連れて行ってくれる人
仕事には、1人1人の力ではゴールに届かないものがある。
しかしそんな仕事も、チームとして取り組めば、ゴールに辿り着ける可能性がある。
・・・というか仕事というのは大半がチームでゴールを目指すもの。
仕事においてチームプレーが上手く行くと楽しいし、みんなでできたという達成感もある。
そして良いチームにはほとんどの場合、キーマンがいる。
そのキーマンは、チームのメンバーに仕事の全体像とゴールを見せた上で、
〇あなたの役割はとにかくこれ・・・
〇あなたの強みはこれだから、とにかくこの役割に集中して・・・
〇あなたは面倒だけでどうしても必要なこの調整役・・・
そんな具合に、スキルも心も凸凹なメンバーに上手く役割を当て嵌めていくこと。
そして、1人1人の力では届かなかったゴールへ、チーム全員の力で辿り着けたとすれば、みんなが達成感を味わうことができる。
そして、そのキーマンが1人1人に、あなたはこの役割でこの仕事に貢献してくれた・・・ありがとう。
そういう感謝を伝えることができれば、きっとこの人と一緒に働きたいと思ってくれるのでは・・・
■結局、人の力を上手く引き出せる人になること
会社には様々な人がいる。
〇仕事ができる人できない人
〇ある特定のスキルを持っている人
〇面倒な仕事を文句も言わずやってくれる人、
〇作業スキルはないけど人間の調整が上手い人
・・・etc
チームを作る時、ほとんどの場合、使っていい人材の制限を受ける。
そりゃ~、各部署のエース級の人ばかりでチームを組めるのが理想だけど、現実問題、それは無理だ。
だから、例えば今回のプロジェクトにおいて、使っていい人材を見渡した時に、可能な限り適材適所を見極めることが重要だ。
例えばスキルの低い人だって、プロジェクトで必要な作業を細かく分ければ、必ず役割が見つかるだろう。
そして、その役割を、できる限り気持ちよくこなしてくれるように持って行けばいい。
〇あなたがこの役割を受けてくれれば、別の人がこの課題に取り組むことができるんです。
〇あなたにお願いしたいのは、このプロジェクトのこの部分でどうしても必要な作業になんです。
〇あなたにお願いした作業のおかげで、こんなにスムーズにプロジェクトが進みました。
・・・etc
例えスキルや経験の浅い新人や中途の人材だって、要は使い用だ。
・・・というか、スキルや経験の浅い人材の集まりで、高難度のプロジェクトをゴールまで持って行けたとすれば、そのチームの達成感は倍増するだろう。
そして、その達成感を導いてくれたキーマンがいれば、またそのキーマンと仕事をしたいと思ってくれるに違いない。
社内SEである私の理想の境地は、
”この社内SEとだったら一緒に仕事をしてもいいな”
・・・と他の社員の方から思ってもらえるようになることだ。
それには、1人1人では届かないゴールへ、チームを上手くコントロールしそのゴールへ辿り着かせてくれるキーマンとなることが、近道だ。
もちろん、ゴールに辿り着けずキーマンの役割を失敗することもあるだろうが、こればかりは意識しながら数をこなすしかない。
チーム運営が上手くなること、それは、誰かに私と一緒に仕事をしたいと思ってもらえることと、きっと同意なのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?