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ひとつひとつの言葉が沁みるマンガ【徒然読書66】
大型書店で見つけました。
大型書店はラインナップも多くて、ベストセラーだけでなくマイナーな本や漫画も揃えているのが好きです。
書店によって平積みにされている漫画が違うのも面白い。
今回紹介する『言葉の獣』は平積みされていました。
まだ1巻しか販売されていないのに平積みされているということは、書店員の推しか重版の可能性が高いです。
絵のタッチにも惹かれて買って読みましたが、これまた沁みる…
漫画で沁みるってなかなかないです。
言葉の獣、というタイトルにある通り、「言葉」が獣の姿で現れます。
同じ言葉でも無意識に込められた意味が違えば獣の姿も変わる。
設定がすごくいいなと思いました。
人は気持ちをより正しく伝えるために言葉を使う。
でもそれは無意識のうちに刷り込まれてきた言葉に、意味を押し込めているだけに過ぎないんだよ。私は言葉で示そうとした気持ちそのものが分かるんだ。
15分ぐらいでさくっと読めるので、電車のお供に最適です!