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【備忘録】2月と3月に読んだ本

お久しぶりです!
投稿間隔が長くなってきて、でも読書記録だけは残したいと思い、2ヶ月分まとめます。

今年から毎日1ページ日記を書くようになって、言いたいこと、言語化したいこと、もやもやしていることを外に出せています。

その上でさらに出したいコトはなんだろうと考えながら過ごしていました。

やっぱり私には本が自分の一部で、どれだけバタバタしていても読まずにはいられません。

誰かが紹介してくださった本を実際に購入するのも好きだし、自分が紹介した本を読んでくださるのも嬉しい。

そのつながりはこれからも紡いでいきたいです。

1月の読書記録は以下の通り。

そして、2月は。

2月に読んだ本

Kindleで読んだ本
・望月安迪『目的ドリブンの思考法』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2022年

続いて3月は。

3月に読んだ本

Kindleで読んだ本
・マシュー・サイド『多様性の科学』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2023年

文字だけだと分かりにくいなあということで、画像で紹介してみました。

『暇と退屈の倫理学』と『勉強の哲学』、『現代思想入門』は繋がっているように感じました。

二項対立ではなくて、日常的な楽しみにり深い享受の可能性を見出す。

雑多な生き方を「泳がせておく」。
そういう曖昧さを受容することが個人にも社会にも求められていると思います。

個人と国家の関係になると『うしろめたさの人類学』。

「あたりまえ」の世界を成り立たせている境界線をずらし、今ある手段の新たな組み合わせを試し、隠れた繋がりに光を当てる、構築人類学を提唱しています。

また、個人的に新しい世界を知れたと思うのが、『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋』。

イタリアのヴェネツィアにある古本屋を皮切りに、本を売って生計を立てていたモンテレッジォの村人の歴史を紐解いていく。

物語のようで、実際に著者が体験したとは思えませんでした。

この本をきっかけに、ヴェネツィアの商人、アルド・マヌツィオが気になり、彼を題材にした歴史小説も買ってきました。

あとの本はどこかで紹介されていたり、誰かに勧められた本。

でも楽しくてのめり込んでしまいました。
『ワカタケル』とか、深夜まで読んでたり…
古代日本に実在したとされる最後の天皇、雄略天皇が主人公で、まだ神が身近にいて、女性が神力、男性が武力に分かれていく境界線。

池澤さんの本は初めて読みましたが、面白かったです。


ただその時に頭と心が求めている本を手に取ってみる、の繰り返しです。
でも供給過剰で本棚からあふれています…

それは、私の人生を現わすというか、読めていなくても、本棚を眺めているだけでこういうことを大事にしたいんだ、とかこの分野に興味があるんだ、が見えてきます。

実際に行動に移せているか、体験できているかは別問題ですが、そんな本棚にしたいです。

誰かに言われたから読む、も新たな発見につながるので大切にしたいですが、それよりも大切にしたいのは自分で選んだ、という実感を持つこと。

それが受動的でもあり能動的な読書になるのではないかと思うのです。

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