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Unlearnを意識して学び続けていきたいと思った本【徒然読書50】
学びたいこと、学ばなければならないことが多すぎる。
1つ1つやっていたらきりがないし、身についているのかが分からない。
そんな時にこの本を読んで原点に立ち返ることができました。
1.Unlearnとは?
学んだ知識や身につけた技術を振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理しなおすプロセス
今の姿を変えることを厭わず、「今までの延長上での未来図」をとらえるのをやめることで、さらなる成長につなげていく
本書によると「Un」で学ぶことを否定するのではなく、いったんニュートラルな状態に戻って、ノウハウやスキルを言語化することです。
未来も不確実性が高まっているので、延長上ではこの先学んだことを活かしきれないかもしれません。
だから「何を残して何を捨てることが未来を活かすことにつながるのかを考えること」が大事なのです。
2.Unlearnに必要なこと
・自分の「クセ」や「思い込み」に気づく
・本業(社内)だけに通用する「当たり前」に気づく
重要なのは「スキル」なのか「カルチャー対応」なのかを見極めること。
簡単に言えばその部署、会社の外でも通用するか?ということです。
また、いつも同じプロセスでやっている、同じところで買い物、食事をしていると新たな学びを得られませんし、思考が固定化されてしまいます。
だからあえて新たな風を入れる余白を作って客観視する時間が必要なのです。
これでなるほどなと思ったのが、以下の記事のようにキーボードやマウスもいつも同じのを使うのではなく、違うのを使ってみる。
また最近ではルイボスティーにもハマっています。
今までハーブティーは薬の味というイメージが強くアールグレイ系しか飲んでいませんでした。
だけど1回飲んでみたらおいしいし体にもいいという。
これも身近なUnlearnの一種かもしれません。
そしてはっとしたのが。
・「好き」と「慣れているから心地いい」ことの線引きがしっかりできているかどうか?
その「好き」はそれでないとダメなのか、ということです。
理由を説明できるのであれば、「好き」を突き詰めていけばいいけれど、「いつもやっているから」「慣れているから」というコンフォートゾーンにいるがゆえの好きだと見直しが必要です。
アンラーンで自分の中で「コア」にあたる揺るぎないスキルと、カルチャー対応から生じた「クセ」を整理して切り分けることができるなら、どんな環境変化にもうまく対応することができる。
この本を読んでぼんやりと描いていたイメージがより鮮明になってきました。
私は理系→文系→SEと2回キャリアチェンジを経験しております。
だから1つの塔をひたすら積み重ねていくというよりは複数の塔を組み合わせて城を作っていく。
いずれはカステル・デル・モンテのような美しく自分にしか作れない城を築きたいです。
そのためには、「コア」を磨くこと、適宜ニュートラルな状態に戻して俯瞰することを繰り返していくことが必要だと改めて気づかされました。
ここまで読んでくださりありがとうございます!