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目標10:人や国の不平等をなくそう

日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。
地域中小企業がSDGsを導入するためには、各地方自治体のSDGs取組みがヒントになり得ます。


そこで、各地方自治体の取組みをSDGs17目標に沿って、紹介していきます。


つくば市では、周辺地域の人口減少や少子高齢化など、さまざまな課題が山積するとともに、2030年以降からは生産年齢人口は減少に転じる見込みとなっており、このことによる労働力低下や税収減も懸念されています。

これからのつくば市には、諸課題を克服しながら次の世代に継承・発展させていくための持続可能なまちづくりが求められています。
SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」という包摂の精神は、つくば市の持続可能なまちづくりとも一致するものであり、市民、議会、行政などが一丸となって具体的な取り組みを進めています。


つくば市では、SDGsの17目標と169ターゲットを比較しながら、約1,100に及ぶ事業を整理するとともに、ワークショップや懇談会などにより、持続可能なまちづくりに関する市民からの意見を集めながら、2020年度から施行する新たな「つくば市未来構想」や「つくば市戦略プラン」を策定しました。


さらに、子どもの貧困問題の解消や地産地消の推進などSDGsと関連する課題について、経済・社会・環境の関係性を考慮しながら、地域の関係者と連携・協力し取り組んでいます。

出典:つくば市