SDGs×料理×金沢②(ぶどうの木さん)

前回は、ぶどうの木さんについてnoteで書きました。

今回は、ジビエ料理とSDGsについて考えていこうと思います。

まず、日本の鳥獣被害の現状を説明します。

以前の投稿で、鳥獣被害が拡大しているという書き込みをしました。それは、狩猟者が減ったからでしょうか。

確かに、日本の狩猟者の人数は、1970年で53万人。2010年では19万人に激減しました。狩猟者の平均年齢も60歳以上の割合が6割を超えたそうです。これだけ見ると、狩猟者が減ったので被害が拡大したと言っても過言ではありません。それでは、狩猟者が増えれば鳥獣被害がなくなるのでしょうか。実は、ハンターが増えてもそれ以上に鳥獣の数が多いという現状があります。1990年と2010年の駆除数を比べると、シカでは約10倍以上、イノシシも5倍以上の駆除数になっています。ここから分かることは、狩猟者と鳥獣の数は必ずしも相関があるとは言えません。

(https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20150118-00042342/、2018年11月13日アクセス)

では、こういった鳥獣被害をSDGsとぶどうの木さんで解決出来ないか。自分なりに考えてみました。

SDGsの中で大事になってくることは、「誰一人取り残さない」という言葉です。この、「誰一人取り残さない」を実現するために考えなくてはならないことは「トレードオフ」です。「トレードオフ」とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態のことを言います。

今回の鳥獣被害での、私が考えるトレードオフは

「環境安全を意識してジビエ料理を積極的に提供するため、イノシシやシカを狩猟していたら、自然界の生態系が崩れ、自然がなくなった」です。シカやイノシシなど草を食べる動物を狩猟してしまうと、林や森に雑草が生い茂ってしまい、自然の景観が崩れてしまうのではないかと考えました。

この、トレードオフを解決するためにリソースとして

「ぶどうの木さん」「行政」「教育」「農業」を使い解決したいと思います。

まず、鳥獣などを狩猟する際の報奨金を設けることを行政に提案し、多くの狩猟者を増やします。その後、狩猟した林に教育の一貫として地元の小学生などの学生を対象に農業を展開して、林や森の存続をします。鳥獣の狩猟した際の肉などは、ぶどうの木さんで料理をして、様々な場所で提供し、その際に、農業をしている関係者には安く提供します。その代わりに、農業で出来た野菜などは安くぶどうの木さんに提供します。料理の提供する場所は、全国でイベントとして、ジビエ料理×学生農業を展開して多くの人に参加してもらう形で考えています。その際の運営・企画を私の大学で行っていけたらなと思います。

こういった形で、鳥獣被害問題を解決出来たら良いなという私のアイデアでした。


~追記~

私のnoteは、毎週大学のゼミの先生を含めメンバーと見せ合いをしています。たびたび投稿を編集する事もありますが、より良い投稿とするために行っているので色々とフィードバックをもらい改善をしています。何か変な所があればご指摘お願いします。



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