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【My SDGs始めました】「食」で楽しむSDGs

こんにちは!
みきてぃです。

今日は、サルベージパーティーの紹介です。

私は生まれも育ちも大阪なので、パーティーと言えば、タコパですが、サルベージパーティーは巷ではサルパと呼ばれています。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言は解けたものの、パーティーできる日はいつかなぁ…そんなパーティー日和を待ちわびつつ、安心して皆んなで集まれるようになったら、すぐにできちゃうサルベージパーティーについて紹介します!

少し前から流行っているようなので、ご存知の方も多いかも。

サルベージパーティーとは

サルベージは、難破船を救出するという意。
そこから、冷蔵庫の中で余っている食材や、食べごろぎりぎりの食材を皆んなで持ち寄って、たまたま集まった食材を美味しく新たなメニューに生まれ変わらせる魔法のパーティー、つまり食材救出パーティーです。

こんなにあった、フードロス

日本でフードロスがどれだけあるかご存知ですか?
まだ食べられるのに廃棄される食品は、実に年間約646万トン。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量の約1.7倍の量にあたります。(農林水産省・環境省 平成27年度推計)
世界全体で見ると、生産された食品の実に3分の1にあたる13億トンが毎年廃棄されているそうです。単にもったいないては、済ませない量…。

実際に参加してみた

かずみんのパートナー、いっぺいくん主催のサルベージパーティーに昨年12月に参加。

上述のとおり、冷蔵庫で食べ切れなかった食材を皆んなで持ち寄ることに加えて、何か学んでみたいテーマを設定するのもサルパの有効な手法。

この日は、野菜のフードロスに取り組まれているタベモノガタリさんの素敵な若き敏腕社長をゲストにお招きして、規格外野菜についても学ぶサルパでした。

規格外野菜とは

味も良し、果肉部分も綺麗、何の問題もないにも関わらず、流通の都合で農協から決められた形とすこし違う形に育った野菜のこと。
例えば、流通の際に箱詰めしにくいという理由で、ほんの少し房が長く育ったブロッコリーが基準から跳ねられてしまい、廃棄されてしまう。

タベモノガタリさんでは、農家さんが手塩にかけた味も満点な野菜を、地域の方々に届けることで、野菜のフードロスを減らす取り組みをされているそうです。

私が持参したもの

さて、サルパの始めは、各自持ってきた食材を発表することから。
私が持参したのは、賞味期限切れのもずく3パックと、賞味期限切れのチーズ1袋。

自分でもなかなかやっちまった感がありましたが、さて、これがどうなったのでしょうか…。

じゃーーーーーーーーん!!!

もずくは、赤かぶや、かぶの葉っぱと和えて美味しいサラダに、チーズはかぶの上に乗せてオーブンで焼いて、かぶのチーズ焼きに生まれ変わりました!

これは、絶対に自分では思いつかないいいい!
私、やっちまってないやん、めっちゃ良い食材持っていったやーんと、自分の力0なのに大・満・足!サルパって、色んな人の発想を知れて料理の勉強にもなる。

プロ主催のサルパにも参加してみた

東心斎橋にあるフェアトレードのセレクトショップ、パモジャさんで開催されたプロの料理人によるサルパにも参加しました。

ちょうど節分の直後だったので、節分の福豆を利用したサルベージパーティー!
ピーナッツバター、ココナッツオイル、シロップに福豆などを加えて火にかけ、冷やし固めるとエナジーバーに早変わり!
小腹が空いたときに身体にも優しい間食に。

流行っていたココナッツオイルを買ったとき、飲みきるまで大変だったなぁ…職場の机の上に置いておいて、コーヒーに混ぜて、ダイエットのために嫌々飲んでいたのですが笑、こんな使い方あるのかーーーーーーー!!!
めっちゃ美味しいやんーーーーーーー!!!と感動。
同じように、お家に余っている材料のある方、ぜひお試しあれ。

また、この日はサルパと合わせて、ミラクルフードと呼ばれるモリンガの勉強会も。
モリンガについては、また別の記事でじっくり書きたい…。

サーキュレーション(循環型)レストラン

フードロス関連で紹介したいのが、サーキュレーションレストランという新たなレストランの形態。
オランダのアムステルダム市にあるその名もInstock(在庫あり)というレストラン。

↑英語のページですみません。説明は以下のとおり。

このレストランでは、アムステルダム市内のスーパーやパン屋さんで廃棄になる食品を集め、お洒落で彩り豊かな美味しい料理に生まれ変わらせ、お客様に提供します。
その日になってみないと、どんな材料が入荷されるかわからないため、熟練したシェフが毎日試行錯誤して驚きのメニューを展開するのが魅力。
ちなみに、その日に揃った材料を超お洒落な料理へと魔法をかけるシェフのことをサーキュレーション(循環型)シェフと呼ぶそう。
見た目もお洒落でコンセプトも素敵!
その日限定のメニューのみと思うと、何が食べられるのかとわくわくする!
いつか旅行で行きたいなぁ。

注文をまちがえる料理店

「食」繋がりで、私がぜひ行ってみたいと思っているもう一つのレストランを最後に紹介。

こちらは、地域の認知症の方々が料理をサーブしてくれるレストラン。
ちょっと注文を間違われても、逆にほんわか温かい気持ちになれる料理店。
私の祖母が認知症だったこともあり、こんなに前向きな活動があるのか!と感動しました。
認知症を患っている方を隔離するのではなく、地域の一員として地域の方々と触れ合い、自尊心も高める素敵な活動。
常にオープンされている訳ではないのですが、クラウドファンディングなどを通じて、全国各地で同じコンセプト、違う形態でお店を開かれているようです。
どこかで再開されれば、必ず行こうと心に決めています。なんて素敵な活動!

食べ切ろう!

メニューがなかったり、注文を間違えたり、それを誰かと楽しくお喋りしながら一緒に食べられたら最高だなぁ。
私も最近毎日孤食なので、いつか毎日お喋りしながらご飯を食べられる日が来ますように(切実)
という訳で、今日は私の大好きな「食」に関する紹介でした!
食べるのが好きすぎて、つい長くなってしまった…。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!

みきてぃ

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