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大学生と考えるこれからの日本の教育について

6月15日(水)に都留文科大学の国際教育学会のイベントに特別講師として代表の大谷育美がお招きいただきました!
学生約24名ほどが参加し、教育について熱い議論が交わされました。

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山梨県にある都留文科大学は
グローバル×地域連携×教員養成力を軸においた大学です。
日常的に「教育」に関する議論が学生同士でなされているほど、通っている学生の多くが教育に熱い思いをもっています。

今回、都留文科大学で特別講演会が実現したのも、オンラインで大谷が出会った都留文科大学の1年生が、「ぜひ大学で講演をしてほしい!」という思いから大学に交渉したことで形になりました。
学生の行動力のすばらしさを感じます。

さて、今回のテーマは、
「日本の教育についてディスカッションしよう」

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前半は、大谷よりモンテッソーリ教育について、運営している保育園についての講演があり、
後半は学生が小グループになり日本の教育の問題点についてディスカッションを行いました。

昨今のコロナ化はオンラインが主流になっていますが、
やはりオフラインで直接交流することで学生の熱量が伝わるものが多くあり、より濃いディスカッションの時間となりました。

大谷の講演後に参加学生がホワイトボードに書いた教育の問題点がこちらです。

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ディスカッションの中では、
「どのような教育をすれば平和は創ることができるのか」
「競争の是非」
「受験は必要なのか」
「幸福につながる教育とは」
「日本の教育の多様性について」
「自由度の高い教育とは」
など、多様なテーマで議論が行われ、それぞれのディスカッション後のアクションプランまで策定してもらいました。

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〜学生の感想〜
「モンテッソーリ教育にちょこっと興味があったのですが、実際にやっている方のお話や考えを知ることが出来てとても面白かったし、明るい未来を子どもたちに残せたらいいな、と思いました。」

「幼児教育の大切さや、モンテッソーリ教育の日本の教育との違いを知り、とても興味を持ちました。」

「音楽文化への興味もあり、オランダという国に漠然と憧れているので参加しましたが、教育のシステムについて新たな視点が得られました。オランダの子供の幸福度がランキングで1位であることは初めて知りました。自分自身の幸福のためにも、オランダについてより知りたくなりました。」

「色々な角度から日本の教育について考え、意見を交換したが、問題改善の道筋を導くのは難しい」



学生の皆さんの感想を読んで、
同じ時間を過ごしていても、どのような観点に興味を抱いたかは
千差万別であることを改めて実感しました。

正解はないからこそ、このディスカッションをもとに決めたそれぞれのアクションプランを実行していくことが、教育に新たな風を吹かすことにつながるのではないか、、、と熱い志をもった大学生から感じました。
講演会終了後も、個別で質問に来る学生がたくさんいらっしゃって、
もっと長い時間ディスカッションをしたい!と思うほど、時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。

また、私達自身も学生との交流から学べることが多くありました。
学生が
現代社会においてどのような課題感を抱いているのか、
自分自身の将来のキャリアについてどのように考えているのか、
様々な意見や考えに触れることができました。

学生自身、大学4年間という期間は、今後社会に出ていく上で
自分を探す重要な時期かもしれません。

「こどももおとなも社会も共に育つ」

私たちが掲げるこの意味の重要性を強くもった1日でした。

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皆さんは、日本の教育についてどのように考えられますか?




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