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綺麗なテニス=勝てるテニスという方程式は必ずしも成り立たない理由

フォームが綺麗になってるのに
試合になると勝てない・・・

そんな悩みを持ったことありませんか?

かくいう私もテニスを始めたばかりの頃は
フォームにこだわりすぎるばかりに試合に全く勝てないという
過去がありました。

この記事では
綺麗なフォームでテニスをする利点、
丁寧なテニスと勝てるテニスの違いなど
事例を踏まえながら深掘りします。

この記事を読むことで
綺麗で勝てるテニスのメソッドが理解できるでしょう!



綺麗なフォームでテニスをすることのメリット


綺麗なフォームでテニスをするというのは理にかなっています。

ロジャーフェデラーが代表例です。
誰でも一度は憧れたことがあるでしょう。

彼のテニスには一切の無駄な動きがなく、ショットも正確無比なため
非常に華麗で完成されたテニスです。

41歳まで現役で活躍してたのも無理がなく綺麗なテニスをしていたからでしょう。

このように綺麗なフォームでテニスをすることは
身体面の負担の軽減、ショットの正確性などにおいて
多くの利点が挙げられます。

歪なプレーでも勝てるテニス、丁寧なのに勝てないテニス


しかし中途半端に綺麗なテニスをしているだけでは勝てないのも事実です。

昔にとあるテニスクラブの会員さんとダブルスをする機会があったのですが、
その人はお世辞にもフォームが綺麗とは言えないようなプレイヤーでした。

おそらく単体の技術で見れば、
スクールで習ってる生徒の方が上手かもしれません。

しかし、長年の試合の経験値からか予測やポジショニングが良く、
状況に見合ったショットの選択力の高さや
独特なフォームでも戦術を実行できるだけの技術力も兼ね備えられてました。

反対にスクール生を見てみても
レッスンでその場はすごくうまくできていても、
外部の試合で勝てないという方もいます。

なぜならプレーが正攻法すぎたり、丁寧すぎるが故に
相手に自分のプレーが読まれてしまうからです。

つまり綺麗なテニス=勝てるテニスという方程式は必ずしも成り立つわけではないです。


フォームの美しさにこだわりすぎていないか?


綺麗なフォームで打つということは身体にやさしいため
最終的な目的として長くテニスを楽しむという意味では欠かせません。

しかし実際の試合ではフォームの綺麗さ以上に
相手にどんなボールを打つのかの方が重要です。

大前提としてテニスの試合がフォームコンテストでもなければ
フォームが綺麗だからといって1ポイント加点されるわけではありません。

ボールの速度、高さ、タイミングなどを
目的に合わせて変えていける柔軟性が求められます。

いくらスイングが綺麗でもボールを自在にコントロールできなければ
意味がないということです。

目的の伴ったショットを繰り出すということを目指しましょう。

【まとめ】綺麗なテニスを求めることは決して悪くない


"勝ってナンボなら汚いフォームでも構わない"
ということではありません。

ボールを自在にコントロールするなら
綺麗なスイングの方が再現性は高いです。

綺麗なプレーを求めるのもテニスの1つのロマンなので
そのような願望があれば大いに賛成です。

見ていて気持ちいいですからね。

ただし、
綺麗なテニス=勝てるテニスではない
ということを念頭に入れながら取り組んでいきましょう。


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