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応援

人を応援すること

それは突然やってきた

「けいこちゃんの応援する」

この大切なエピソードをちゃんと残しておきたいと思う


思い返すとあった言葉

思い返すとこの言葉があった。

「自分がされて嬉しいことを人にしなさい」

どこのうちにもある呪文の言葉

もともと私は馬鹿のつくお人好しで

人を信じてきた

ずっと実践してやってきた

誰かの応援者でいること

感謝をすぐに伝えること

うん。ちゃんとやってた!やってたよ!

自分の気持ちに正直にやってきた

でも自分自身が評価されることはないと心のどこかで思っていた

そしてたくさん利用され、裏切りにあった


丁寧に人と付き合ってきたよ

でもだれも私を認めてくれないよ!

ちゃんと自分の評価してよ!と

だからSNSで秒速で自分の心が思う嫉妬や妬みの感情に

戸惑って蓋をし続けた

その感情がダメだと思っていたからだ

私はきっと誰かに応援されたかった

ちゃんと人と繋がりたかった

気持ちじゃなくてしっかりした確信のある形で



自分は承認の欲求が強いのだと思う

だから、ちゃんと人と繋がりたいにこだわって生きてきた

上部の繋がりじゃなくて、心が安心できる繋がり

丁寧に人に関わってきた

思い返すと

小さいけれどちゃんと自分を認めてくれる声の形があった

そう。

本当は昔からちゃんとあった

でも、私の中の私が自分のことを認めていないから

心から湧き上がる感謝の形は

なかなか人の目には触れられないものじゃないと

確かなものに感じなかった

SCRAPPY

とるにたらないものと軽視して

小さな形じゃ満足してなかったんだ


いいねの数やコメントの数

そういうわかりやすく確かなものがきっと本当は欲しかった


でもその数や人目に触れることを望んだ世界は

ラットレースのようなもの

はじめは一人で嬉しかったのに

次第に満足できなくなった

そして不安になった

誰か!誰か!と心のどこかで思い続けた

もっとちゃんと!応援して!と望む気持ち

暴走する自分のエゴはSNSの時間に現れた

SNSって本当にすごい

自分の中にある全ての感情を惹きつけるものが詰まっているのだ

キラキラと眩しい世界に取り憑かれる

そこに本当に自分がいる気がするからだ

きっと学生時代から「自分の居場所」を探し続けていた

満足できなかった本当の真実

いつもニコニコと鉄壁の仮面をつけていた

色々な場所で自分を探し続け

どこでもいられるように嫌われないようにと

ニコニコし続けた

差し障りのないことを探して言葉にし

その見た目のニコニコの世界を私は「認めて!褒めて!」と

頑張り続けていたのだと思う

嫌われそうになるとつなぎとめるために空回りした

その時の繕いのための言葉の数々はただの表面的なもの

わかりやすい数字や、人気などそこを得るために出した言葉たち

それはとても嘘めいていたのだと思う

表面的な世界を褒めてもらっても満たされないのは当たり前だったんだ

「ごめん。なんか違う。」と言ってくれた友人

そう。そしてついに鉄の鎧を脱ぐ日がきた。

それは突然だった。

いつも通りニコニコとし笑顔という鉄の鎧で武装をし

自分の粗を出さないようにしていた私に正面で向かってきてくれた人がいた。

「けいこちゃんの笑顔。かわいいんだ。確かに可愛いんだ。でも何か違う」と

自分しか知らないと思っていたことなのにと

はじめは驚きその人の前から逃走した(笑)

この人はなぜ知っているのか。自分の鉄の鎧をなんで知っているのかと

ものすごく怖かった私は彼女を観察した(笑)

そしたら、彼女も私と同じように

いや、私以上に

ずっと人の気持ちを拾い、言葉にし、相手の成長を心から信じて

真っ直ぐに届けてくれる人だと分かった


私の中で彼女を信じることは自分を信じることだった


だから少しずつ呪いのような鉄の鎧を脱ぎ始め

はじめはおっかなびっくりだったのが

なくならない確かな手応えに変わり

今ではもう平気ですっぴんのまま飛び出せるようになった

すっぴんになった自分は脱いだらきっと嫌われると握りしめていた

自分にまとわりつくものたちをぺりぺりと剥がし

自分を自分にしてくれた人、場所たちと自分を再度つなぎ直してくれた

本当の大切なものたちが見えてきたからだ

ずっと応援し続けてくれた人の存在

私は目の前の人に集中すればいいこと

しっかりとした確信に変わる

目の前の人たちの場所になる

もう自分ならできると分かった

そこからはもう何がなんだかわからない加速を始めた

そしてその日はやってくる

けいこちゃんの応援をする

「あなたすごいんだよ。場所を作るエネルギーってすごいの。

すごいことやっているの。

立ち上げる時のエネルギーってさすごい大変だよね。

だからけいこちゃん応援する。」

そう言ってから彼女はすごい勢いで私について

そう私がね、ずっと欲しかった言葉を綴ってくれ始めた


毎回それが泣かすのだ!


何してくれる!(笑)


突然やってきた応援者

本当、誰かの頑張りを認めて口に出し

間違った時に「間違っている」とちゃんと正面から向かい

ちゃんと相手が向き合えた時に一緒に泣いて進める人

なかなかいない


そして

「けいこちゃんにとって〇〇ちゃんは右腕のような菩薩のような存在だね」

と私の元々ちゃんとあった宝物の存在を改めて確認させてくれた


自分とつながることの世界

丁寧に繋がりたいと思って生きてきた

それはきっと外にいる誰かじゃなくて自分とだった

自分と同じようなことをしている人が目の前に現れ

自分がやってきたことを認めてくれ始め

自分ときちんとつながって自分の中にある大切なものに気がついて

自信を取り戻した時

突然暗闇から光が見えて本当の形が見え出すように

元々あったものがはっきりと輪郭を表し始めてくれた


誰かの応援は無駄じゃない

たとえ小さくても本当の声はちゃんと届く

「伝わらない」と何度思っても

きっといつかちゃんと届く


私の中にあったもの


私が分かっていなかった大切なたくさんの応援の数々が

タイムカプセルのように今一気に開きだす

こんなに応援されていた自分に気がつく

さあ。自分にできることはなんだ?

そうだよね

自分がして嬉しかったことを人にしていきたい

ということ

やり続けていればそれは本物になるんだ


だからこの世界の証明をしようと思う

身近な人に目の前に丁寧に

ちゃんと存在するこの目に見えない世界を


そのことを教えてくれた友人に心から感謝して

いつも一緒にいてくれてありがとう


誰かのいつも応援者でいるあなたへ




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