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ウォーターフォード バナウアイランド 1.1 - WATERFORD BANNOW ISLAND 1.1

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。どこよりも早いウォーターフォードのテイスティングコメントを書くべく、今日はこのセクション手抜きします!ん?いつも手抜きじゃんだと?図星!図星オブ図星!なんなら図星!言わずもがな図星!キャラクターでいえばズボッシー!麦汁ブシャー!

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ウォーターフォードから
「バナウアイランド 1.1」をテイスティングしていきます。

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DB
アイリッシュ
ウォーターフォード バナウアイランド 1.1(2016-2020)
アメリカンファーストフィルオーク(35%)、アメリカンバージンオーク(20%)、フレンチオーク(25%)、ヴァン・ドゥ・ナチュレ(20%)
50.0%

注目度の高いアイリッシュのウォーターフォード蒸溜所のボトルがようやく日本にも入ってきたということで早速発売日にテイスティングです。仕事そっちのけで勤勉。←

ウォーターフォードはテロワールを大事にしている蒸溜所で、正規代理店の信濃屋さんの文章拝借すると以下のような蒸溜所です。
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ウォーターフォードは、ブルックラディを再興した事で有名なマーク・レイニアー氏が2015年にアイルランド南部にあったギネスのビール醸造工場を改装し、説立した新興蒸留所。これまでのアイリッシュウイスキーの考え方とは異なる、スコットランドのシングルモルト&フランスのワイン生産者のような感覚で究極の100%アイルランド産にこだわったアイリッシュシングルモルトウイスキーづくりを行っている生産者
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スコッチでも100%アイラや、その土地のものをなるべく使うといった考え方は珍しくありませんが、イメージ的にはウォーターフォードは全てにおいてテロワールやそういった考え方を前提として作り続けるというスタンスでスタートした蒸溜所という感じでしょうかね。どんな仕上がりなのか高まりますね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:リースリングワイン、色の濃い花、青いバナナ、麦の甘味、メロン、シナモン、やや糊、時間経過でやや若さ、グラッシー

Palate:バニラ、潮気、麦、バナナクレープ、ホワイトペッパー、僅かにタンニン

香りは非常に華やかでクリア、甘口のワイン樽を使用しているからかリースリングワインのような甘口の白ブドウ、そして綺麗な香りのしっかりした花、青いフルーツとシナモンのニュアンス、そして当然若さも感じられる、加水で華やかさが伸びてローランドのような爽やかさ、グラッシーなニュアンス

味はボディも50%ということで、しっかり飲みごたえがあり、バニラ、潮気が中心で奥にバナナがあることでクレープを想起させられた。アフターは少しピリピリ感と樽のタンニンが感じられる。加水でもボディはブレず塩バニラ。

総評

「美味しい」

今回に関しては若いボトルではあるので、評価が難しいところではあります。
評価基準にある"誰かに飲んでみてほしいレベル"という意味では"かなり美味しい"に該当するわけですが、当然熟成感がある方が美味しいわけで、今後への期待を込めて現時点では"美味しい"とさせていただきました。

実際、香味に関して熟成感があるわけではないですし、バチバチにフルーツが出ているわけでもありません。ただ、しっかりとテロワールを大事にして作られたワインのようなバランスの良い香味を感じられましたし、食中など、ダイニングを彩る一本として、モルトウイスキーの可能性が広がるリリースだなと思いました。

今後熟成を重ねていく変化も楽しみですし、度数も50%あるので、ボトルで抱えてどのような変化があるかも定点観測していきたいと思います。

ちなみに同時発売のバリーキルカヴァンのテイスティングコメントはコチラ

※評価基準はコチラ

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