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キングスバーンズ ベルロック - KINGSBARNS BELL ROCK

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気づいたら7月です。あっという間に下半期です。身体で言えば下半身です。大事ですね。意味わかりますか?速い球を投げる、強いシュートを打つ、美味しいウイスキーを飲む、そのためには下半身が大事ってことです。もうおわかりですよね?え、わかりませんか?なんでわからないんですか?僕はわかりません。

さて、先日久々に再開された酒類提供を堪能すべくご近所のバーに行ってきたのですが、ウイスキーのようにじっくり時間をかけて味わうようなお酒には厳しい時間制限で、その制限もあってお客様も少なく、あれではバーを営業する側からすると非常に辛いだろうなと実感しました。なのでお店に貢献するためにお高めのモルトをオーダーしました。いやぁお店のためですからねぇ。仕方ないですよねぇ。味?味はもうアレですよ、バチクソ美味しかったです。オールドサイコー!と思いつつ、今日も新興蒸溜所のテイスティングをしていく新しいモノ好きなどうも僕です。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、オフィシャルボトリングから
「キングスバーンズ ベルロック」をテイスティングしていきます。

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DB
ローランド
キングスバーンズ ベルロック(-2021)
EXオロロソシェリーバット&EXバーボンバレル
46.0%

今回は蒸溜所からリリース直後に直接購入したベルロックというリリースで、ベルロックというのは蒸溜所近くの大きな岩の名前から採用されたようです。

スペックとしては46%とスタンダードのドリームトゥドラムと同じ加水でのボトリング、樽はおそらくキングスバーンズ初のオロロソシェリーを使ったものとなっていて、キングスバーンズの酒質とオロロソシェリーの相性を感じられる点がポイントかなと楽しみにしていました。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:若干のニューポッティさ、アルコールの刺激、ナッツ、メロンの皮、バナナの皮、オートミール、糊、奥にアプリコット、時間経過で麦の甘さ、シェリーの甘さ、蜂蜜

Palate:ナッツ、麦ジュース、オークのビターネス、蜂蜜、ホワイトペッパー、時間経過でバナナ

香りは若さも感じつつ、ナッティーで、メロンやバナナの甘くない部分、オートミールの穀物感と、溶剤や糊っぽさにマスクされたアプリコット、時間経過で麦やシェリー、蜂蜜などの甘さが出てくる

味は多彩な香りに比べてコンテンツは豊富でなく、オロロソらしいナッティさ、キングスバーンズらしいクリアで甘い麦ジュース感、やんわりとオーキーな苦味を伴う蜂蜜の甘さ、ややペッパーの刺激、時間経過でらしいバナナ感がようやく顔を出す

総評

「普通」

結論としては特に美味しいというレベルでは無いかなという印象です。もちろんまずいということではないんですが、これだったらスタンダードで同じ同数のドリームトゥドラムの方が断然美味しいと思います。

一方で、オロロソらしいナッティさとシェリーのニュアンスもあり、キングスバーンズらしい綺麗な麦とバナナのような酒質もあり、スペックなりの個性はきちんと感じられたので、そこはさすがだなと思いました。

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