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キングスバーンズ ドリームトゥドラム - KINGSBARNS DREAM TO DRAM

ここは読み飛ばすセクション

先日久々に仕事でお客様とZoomミーティングして、初対面のお客様に「すこっつさんは髭が芸術家みたいですね」と言われて、半分以上" 仕事なんだから髭剃れよバカ"と言われたと思いつつ「あー、たまに絵を描いたりします」と答えたら、「絵じゃなくてバイオリンとか弾いてそうな感じです」と言われ、「練習しておきます!」と答えたけど練習なんかしません!てかバイオリン持ってません!
バイオリン買うならウイスキー買います!だからうちと契約してください!←

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラーズボトリングでキングスバーンズから、
「キングスバーンズ ドリームトゥドラム」をテイスティングしていきます。

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DB
ローランド
キングスバーンズ NA(2015-2018)
バーボンバレル & STRワインカスク
46.0%

ゴルフの聖地セントアンドリュースに2014年に新設されたキングスバーンズ蒸留所。ボトラーズのウィームスモルトを展開しているウィームスファミリーが運営しており、ボトルデザインが個人的に好きで集めたくなっています。

今回の「ドリーム トゥ ドラム」は、地元ファイフ産の大麦を使用し、2回蒸留、ファーストフィルバーボンバレル90%とファーストフィルSTR赤ワインカスク10%の二種類の樽で構成されているらしいです。

ちなみに、STRとはShaving (シェービング)、Toasting (トースティング)、Re-Charring (リチャーリング)、の頭文字を取った樽の表記らしく、キルホーマンなんかがリリースしてますし、世界で最初に称したのはカバランだという話もどっかで見たような。とりあえずワイン樽の内側を削って、オークチップで焼いて、さらに焦がしたみたいな樽らしいです。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:僅かにニューポッティ、バナナ、パイナップル、アプリコットや桃のニュアンス

Palate:軽やかなボディ、柔らかくバナナ、麦、カスタードクリーム、奥にワインのタンニン

香りは僅かにニューポッティながらもバナナやパイナップルを主体に、アプリコットや桃を想起させるニュアンスを伴うフルーティさがしっかり出ており全く若さは気になりません。近しいものだとロッホローモンドのような香りです。

飲んでも香り同様にバナナを主体に麦、バニラというよりクリーミーで、カスタードクリームのような、シュークリームを想起させる味わいと、奥にSTRのせいかワイン樽のニュアンスを感じます。

総評

「美味しい」

3年程度の熟成なので当然若さはあるのですが、それが全く気にならない程フルーティーで、バランスがよく、杯が進みます。

真っ先に思ったのが、これ嫌いな人いないだろうな。という感想で、モルト初心者にも勧められる、モルト巧者にも若いけど見所があり、飲み疲れしないボトルとして勧められる。シングルモルトですが円やかなブレンデッドのような、そんなボトルで、今後へ期待を込めて"美味しい"としておきたいと思います。とは言え、是非試してもらいたいボトルの一つです。

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