ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ15 - LAPHROAIG 10Y CASK STRENGTH BATCH015

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どうも僕です。なんなら円安です。常識的に考えて円安です。しかし我々ウイスキーラバーとしては海外から個人輸入で買わざるを得ないリリースもあるのが事実。理由は正規輸入があるかどうかわからない、正規輸入があっても入ってくるのが遅い（早く飲みたい）、正規輸入があっても高い（コストが増えるので仕方ない）ということで、個人輸入する人も少なくありません。

ただ、円安だと昔から飲んでいる人であればあるほど、シンプルに全てが割高に思えてくる、そうなってくると選択と集中がより進んでくるのが自然の摂理、所詮この世は弱肉強食、弱ければ個人輸入されず、強ければ個人輸入される。もうお分かりですね。ラフロイグこそが個人輸入されるべきウイスキーだということを！

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングから「ラフロイグ10年 カスクストレングス バッチ15」をテイスティングしていきます。

最初にハイボールで飲んでるので減ってます

DB
アイラ
ラフロイグ 10年
EX-バーボンバレル
56.5%

はい、みんな大好きラフロイグです。カスクストレングスは毎年のようにリリースされており今回はバッチ15ですが、バッチ14から15のインターバルが短かったようで畳み掛けられたような印象のあるリリースです。

個人的には最近で言えばバッチ12がかなり好みで気に入っているのですが、その後も安定して評判が良く、飲んで損は無いだろうと今回も正規輸入が入ってくる前に海外から引っ張ってみました。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose：レモン、グレープフルーツの皮、しっかり焦げピート、ナッティ、焼きバナナ、クレームブリュレ、アプリコット、梅ジャム、黒蜜、らしい出汁感

Palate：ピート、ヨード、カラメルプリン、灰、マカダミアナッツ、麦の甘み、カスタード

総評

「かなり美味しい」

総論として期待通りのラフロイグだと思います。価格(1万円弱)からすると突き抜けた味わいが今すぐ出るような飛び抜けたボトルではないですが、香りはリッチで熟したフルーツの甘みも感じ、開くとよくある柑橘系のラフらしいフルーツも出てきます。他方、味わいはしっかりとラフロイグの個性が出ており、スモーキーでナッティなニュアンスがより濃く出ており、満足度の高いリリースです。

個人的には全体的にもう少しフレッシュで甘みのあるフルーティーさが強い方が好みですが、当ボトルは香りはかなりリッチなフルーツとボディがあり、味わいもしっかりとオフィシャルスタンダード10年の上位互換的な個性が出ていて、フルーツ一辺倒ではない飲みごたえのあるカスクストレングスらしいリリースだなと思います。

ラフロイグは何を飲んでもハズレの無い印象で、改めて美味いモルトだなと陶酔してしまいました（陶酔言いたいだけ）

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