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ダモワゾー ラム・ビュー 1995 - DAMOISEAU RHUM VIEUX 1995

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どうも僕です。最近知ったのですが、今の若い方々の中では何かについて、
"好き"と言う時、"すき"と言わずに"すこ"と言うらしいですね。
例えば僕はすこっつなので、僕のことを好きだと告白する時は「すこっつすこ」と言う形ですね。そうなるとですね、"すこ"が既に"好き"と言う意味を持つわけなので、「すこっつすこ」は言うなれば、「好きっつ好き」なわけですよね。
好きの目的語が無くなってしまうわけです。これは大きな問題ですね。改名の危機ですね。"すぺっく"とかに変えちゃいますかね。高まるぅぅぅうう!

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、すこっつのdramkan、全然浸透していない通称「すこドラ」初のラム、
「ダモワゾー ラム・ビュー 1995」をテイスティングしていきます。

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DB
ラム(フランス領 グアダループ島)
ダモワゾー ラム・ビュー 15年(1995)
バーボンカスク
66.9%

某Twitterでお世話になっている 某財団さんに話の流れで「美味しいラムのリリース期待しています!」みたいなツイートをしたら「これ美味いですよ。これ美味いって言わないやつは死んだほうがいいですよ。」みたいなアドバイスを貰ったので、これは死活問題!と思って速攻ポチってみたのがこのダモワゾーです。

何と言っても名前が良いですよね。ダモワゾーですよ。「飲んでくれないとお前のことダモワゾー!」みたいに小悪魔的感じじゃないですかぁ?伝わります?
伝わったとしたら頭相当やばいですよ。←

中身はバーボンカスクにて15年の熟成、42樽をバッティングすることによって生産された限定品ということで、個人的にあまりラムに詳しいわけではないのですが、66.9%というフレンチクレオールラムの熟成品としては、珍しいかなりハイプルーフなボトルだそうです。フレンチカリビアン・ラムの名産地グアドループ島のダモワゾーから、1995年蒸留の樽出し原酒で、そのグアドループ島のラムの特徴は濃厚でパワフル。ビターで複雑な香味が特徴とのことです。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:フルーティーな紅茶、パイナップル、アメリカンチェリー、クミン、優しいアルコール感

Palate:和三盆、チェリーグミ、茶葉、葉巻、卵強めのカスタードクリーム、スパイス

ラム経験値が低いながら感じたままにテイスティングコメントを書きましたが、販売元のコメントを見ても大きくはズレていなさそうです。紅茶やフルーツの香りから、飲むと茶葉やオイリーなニュアンス、シガー感ということで、想像よりもフルーティーでした。個人的にはフルーティーでジューシーなラムが好きなので、飲む前はちょっとビター過ぎるかもと思っていたのですが、全然好きな方向性でした。

丁度The Share Barに同じダモワゾーラムビューの1989(58.4%)年が出品されていたので、飲み比べもしてみました。

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香りを比較すると、89の方がやはり角が無く、よりフルーティーでコニャックのようなニュアンスを帯びていました。対して95は良くも悪くもラムらしさがあります。
味わいを比較すると、89はやや酸味のあるフルーツとシガー感、心地よいボディ、対して95はしっかりラム味の奥からチェリー系フルーツ、ボディも余韻に長く続きます。
どちらが優れているというよりは、どちらも個性があって、美味しいです。

総評

「かなり美味しい」

今回初めてラムのテイスティングコメントを書きましたが、これより美味しいラムを見つける方が大変なんじゃないかという位素晴らしいラムでした。ラム好きがオススメするだけあって、間違いない美味しさでした。500mlとは言え、1万円前後で買えるので、美味しいラムを探されている方には間違いなくオススメできますし、フルーティーなウイスキーが好きなモルト飲みにもオススメです。もう1本くらいはストックしておきたい"かなり美味しい"ラムでした。

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