見出し画像

ブティッキーウイスキーカンパニー アイラディスティラリー #2 25年 バッチ1 - THAT BOUTIQUE-Y WHISKY COMPANY ISLAY #2 BATCH1

ここは読み飛ばすセクション

前回投稿したカバランの反響が想像以上にあり、あっという間に過去最多閲覧数の記事になっています。実際に投稿後に販売店の在庫が10本以上減ったようで、なんというか、興味を持っていただいてありがたいなと思います。

一方で、「トロピカルどこやねん、どこかしらガタガタ言わせたるぞ」とか、「これで南国とか言うやつ7回死んで7回生き返って8回目でようやく死○ね」とかそういう南国という言葉に厳格な、常夏の方々もいらっしゃいましたね。
時期的にも夏ですしね。←

トロピカル"全開"を期待した方はそういう印象を持つのかもしれませんが、
のっけから全開のボトルが2万円以下で今買えたら結構奇跡ですよね笑
丁寧に書いたつもりですが、僕の飲んだ印象では、時間経過でとか、奥からとか、今はシロップ系のフルーツが主体とか、そういう書き方をしています。

なので、ボトル買いされた方は是非、時間経過や瓶熟的なボトル内変化を継続的に楽しんで貰えたら幸いです。個人的にはまだまだ良くなると思ってますし、ラムカスク由来のフルーツが好きなら改めてオススメです。尚、責任は負いません。← でも、ほぼ毎日味わいのチェックをしています

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ブティッキーウイスキーカンパニーから、シークレットアイラの
「アイラ #2 バッチ1」をテイスティングしていきます。

画像1

That Boutique-y whisky comapny
アイラ
アイラディスティラリー25年(NV)
48.7%

最近バッチ3も出てきて、そちらも評判が良く、25年熟成にしては割安感もあるので、良いリリースなんじゃないかと期待しています。今回は、最新リリースがあったということもあるので、改めてバッチ1を飲み直してみました。ラベルにもトロピカルフルーツと書いてあるので常夏系の方々には堪らないのでは?笑

巷では犬のデザインから中身はアードベッグというのが通説ですが、スペイサイドのものにも同じ犬が使われており、信憑性は定かではありません。飲んでその正体を暴いてやるしかありませんね。待ってろショーティー🐶!←

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:ヨード、優しいピート、メタリック、
時間経過でパイナップル、マンゴー

Palate:ピート、オイリー、出汁、モルティな甘み、アプリコット

開栓から1年以上が経過し、残量も1/3くらいですが、トップノートはアイラらしいヨードと非常に柔らかなピート、そしてメタリックな金属が感じられ、以降は時間経過と共にパイナップルのフルーツ感と、奥からマンゴーっぽいジューシーなフルーツが出てきます(ビクビク

味わいは、香りよりもパワフルでアイラらしいピートと出汁っぽさが主体、同時にモルティな甘みとナッティさ、香りに感じたものよりは原酒に馴染んでいるアプリコット系のフルーツが感じられます(アプリコットならええんやろ

総評

「かなり美味しい」

アイラらしいピートやヨードなどの特徴がありつつ、多彩な香味が好印象です。さらに、25年熟成がそのバランスを上手くとっていて、500mlボトルですが、25,000円くらいで買えたことを考えると良リリースなんじゃないかと思います。このくらいの熟成年数のアイラは、原酒の個性を消さずに、うまくフルーツ感が開いていて、美味しいものが多い気がしますし、満足度の高いリリースでした。

蒸溜所の特定ですが、トップノートのヨードやピート、メタリックな感じではアードベッグっぽいとは思いますが、味わいとしては、ラフやラガ、と言われてもなんら不思議はない印象です。ただ、25年熟成ということを想像すると、ここまで味わいに原酒の個性が残るのはアードベッグなのかなと思います。ラフだともう少しフルーツに触れる印象ですし、ラガだともう少し出汁感と凝縮感が出るように思います。なんとなく。←

※評価基準はコチラ

読んで頂いたついでに"スキ"ボタン押下、またはコメント頂けると喜びます。

サポートは100円とか200円とか、それ以上とかそれ以下とか、そういったお気持ちに応じた金額を筆者にお送り頂く機能のようです。基本的にお金を頂けるレベルのことは書いていないのですが、ごく稀に頂けることがあります。心から有難うございます。