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銭湯に2階があり、石鹸を作ってきた。

我が家の住民の一人が、石鹸作りイベントに出かけてきた。
近所の銭湯の2階が会場だったので、珍しい所でやるのだな、と思った。
この記事を書きながら、漸く銭湯だから石鹸なのだと気がついた。

キラキラと輝いていて、アロマのいい香りがする。
自分が物を作るのが好きなせいか、物を作る事が好きな人を見抜く事が出来る。
石鹸作りの住民は、間違いなくモノ作りが好きな部類の人間だ。

IQの高い人間は、相手の目を見て、この人はIQが高そうだな、と分かるという。
それと同じ。・・・じゃないかもしれない。

私が子供の時分には、よく銭湯に行っていた。
小学校から帰ってきて、友達と銭湯に行くのがブームだった時もあったし、
運動部の合宿の時は、近くの銭湯を日替わりで巡ったりもした。
下っ端下級生の私は、諸々の用事を済ませて後から走って銭湯に行く。
急いでお風呂に入り、急いで上がってくると、先にくつろいでいた先輩は、
お釜ドライヤーに入って髪を乾かしていた。
昔と言ったって、お釜ドライヤーを日常で使うほど昔じゃない。
お釜をかぶった先輩がおかしくておかしくて、銭湯に迷惑がかかるほど笑った。
その後の上下関係が大丈夫だったのかどうか、ちょっと定かではない。
30年以上経った今でも、お釜先輩の姿は忘れられない。







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