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りゅうちゃんという男と窓開け通話

面白い話を思い出したのでその話を投稿予定だったが、急遽予定を変更してこの話を書こうと思う。


昨日の夕方、ペテ子が大声で喋っているのが聞こえてきた。


むむ!?怒り口調ではないな。
はて?さてはこの喋りは・・・


男だ!!!!!


そ~っとベランダの窓を開けて会話を盗み聞きしようと、スタンバるサソリ。


この手の話は面白いのでスマホで録音を開始した。しかし、数分で終わると思いきや全然終わらない。

それもそうだ、こいつは「電話魔」長電話なのである。
久しぶり過ぎて忘れていた。


小型のボイスレコーダーを設置して私は夕飯の支度をした。


ペテ子は、男ができると窓を開けて大声で喋ることがある。
しばらく男が来ていないと特に、

「男がいます」アピールをする。


正直誰も羨ましく思わない。
むしろお相手が気の毒だ。これから地獄を味わうのだから。


そんな地獄を味わうその男を「りゅうちゃん」と呼んでいた。
大概こいつは、男を「ちゃん呼び」する。

非常に気色悪い。


しかも、

そうなの~お?⤴と、疑問形の語尾を上げ過ぎて、吐きそうになる。


りゅうちゃんという名の男の弟は、3つ下で現在59歳。
障がい者2級らしい。


ということはりゅうちゃんは現在62か。
やはり60代以上の男を狙っているようだ。

弟が障がい者ということで意気投合したのか、

自分も年金をもらっている。などとほざいていたが、
調べてみると、障がい年金は結構な額支払われているようなので、
だから生活保護でもあんなに贅沢していられるのか。
と納得した。

しかし、私には録音がある。
何かの証拠にいつだって提出できるのだ。


そして、昨日は自分の地元の友達の仕事を手伝いに行って、いつもなら電車で行っているが、今日は迎えに来てもらった。

という話をしていた。


そこに行くのに交通費+作業代として1万円を貰うらしいのだが、

車で迎えに来てもらったけど、それでも交通費分も貰った。
ズルいよね~

と言っていた後の一言が、


ペテ子「それが私なのっ⤴。」


おい、殴るぞ。顔面パンチして外に出られないようにしてやろか?(触りたくもないからビニール手袋に軍手に、メリケンサックを忍ばせてゴム手かな)


お前、こないだ言ってたよな?

ズルして年金貰って、そういうの嫌いだとかなんとか。


どの口が言ってんだ?
どんだけほら吹きなんだ?


そう思うとやっぱり精神的に障がいがあると言ってもおかしくないのか。
と思ったりもする。


そして最後の方で、

「りゅうちゃん声がプツプツ途切れるけど、どこか走ってるの?」


サソリは思い出して笑ってしまった。

Y運輸の兄さんに、電話の電波が悪いとぶち切れしていたことを・・・。


りゅうちゃん相手でも怒ってくれないかな~。と思ったが、
終始平和に終わってしまった。


最後に、まった⤵の~ん⤴が出るか⁉とニヤニヤしながら待っていたが、
ライバーの時と違い、出ることはなかった。


いつしか、りゅうちゃんを拝見できることを楽しみにしている。
明日こそ、思い出した話を投稿しようと思う。

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