【熱望 映像化】激推し原作。小説「同姓同名」
#スコープ株式会社 です。
映画・ドラマ制作をされている方にスタッフが激推しする原作小説を紹介します。
「映像化不可能」とキャッチコピーが出ているものですが、優秀なスタッフが集まれば映像化は可能。かつ話題作になると思います。
Netflixさん、映像化お願いします！
激推しする小説は、下村敦史『同姓同名』（2020年9月：幻冬舎）
この小説はミステリー小説ですが、冒頭で犯人の名前が公開されます
「大山正紀が殺された 犯人は大山正紀」
そうタイトル通り、この小説の登場人物はすべて大山正紀。
10人以上の大山正紀が登場します。
物語は1人の大山正紀による女児惨殺事件をきっかけに、全国の大山正紀の人生が狂っていく。
そして、最終的に大山正紀を殺す犯人は、どの大山正紀なのか？というのが大まかなストーリー。
5転6転の展開があり、同姓同名ネタでもう小説は作れないんじゃないかというぐらい同姓同名ネタをやりつくしています。
ドラマ化されれば、毎回驚くようなどんでん返しが仕掛けられているので、大きな話題になることでしょう。
また、この小説がとてもいいなと思うのが、全世界の人が共感できる「同姓同名」という設定。
同じ名前だったために、犯人に間違われたり、ネットで避難される。
就職しようと思っていた会社からは解雇され、営業先では名前をネタにされる。
全世界の人が明日陥るかもしれない恐怖が根底にあり、そこには様々な社会問題が絡んでくる。
とても面白い小説なので、是非読んでください！
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