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【マンガ感想】名前間違えてたとか【25後編/22年週刊少年ジャンプ】

後半はアンデラが一番良かったです。面白いのに燃えないモヤモヤ。
ドロンドロロンのバトルには確実な成長が見えます。同時に課題も。
タイトルは目次コメント。

掲載順に感想。
星5個くらいを満点としてざっくり評価。
星の目安は以下。
星1:下手い。
星2:悪くはない。このレベルなら満足。
星3:良い。このレベルなら嬉しい。
星4:非常に上手い。
星5:神。

夜桜さんちの大作戦(130話) -★★★

凶一郎の家族サービスデー。

権平ひつじ「夜桜さん家の大作戦」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)230頁。

このクソ幼女感というかロリババア感たまりませんね。
かわいい。

最終的には良い話に落とすのもらしくって好きです。
凶一郎はほぼ常に起きているってのも地味に驚きましたけど、納得。


マッシュル(108話) -★★

マッシュの準備は終わったらしい。疲労が回復するかが問題みたいな話になりそうです。マンガ構文としては、全く問題無いという意味です。

フィン君が料理しているうちに回復魔法できるようになってて笑ったし、決戦で重要そうでちゃんとしてました。
ギャグっぽいところは面白いんですよね。
バトルがマンネリなのでそこをなんとかしてほしいところ。


超狙われ体質の俺が捨てシークレットサービスを拾った件(読切) -★

林聖二「超狙われ体質の俺が捨てシークレットサービスを拾った件」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)278頁。

お母さんの作画ヤバすぎん?
小学生がシャーペンで描いたやつをボールペンでペン入れしたレベルの絵ですよ、これ。
多少下手でもいいんですけど、これは崩れているとかそういう次元じゃないです。久々に紙面に載るレベルじゃないものを見ました。
ジモトがジャパンの頃にも同じこと思ってたんですけどね。

明らかにシークレットサービスと質が違って困惑しました。

林聖二「超狙われ体質の俺が捨てシークレットサービスを拾った件」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)272頁。

こっちは頑張ってますし、まず印刷して出版する描き方になってますよね。

お母さんにどういった意図があったのか分かりませんでした。
細かいですけど、サングラスの反射とかマンガ技術の面でも課題を感じました。


PPPPPP(33話)-★★

オシャなセンターカラー。鍵盤を思い起こす白黒パッキリの背景に、切り絵調のくすんだ要素。意味は分からないけど割と良い。
ラッキーの首に首輪のようになっているものなんとなく良い感じ。

内容は次の敵ファンタのキャラ立て。
ラッキーをつぶすことに前向きな様子です。

マポロ3号「PPPPPP」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)304頁。

このキャラ立ても分かりやすくって良いと思います。


アンデッドアンラック(111話) -★★★★

内容はリップ決着。
めっちゃ面白いです。
でもなんかマンネリなんですよね。

面白いのにいつまで続くんだろう、と思ってしまう悲しみ。
悲しみの罪悪感でプラ1の星4。


地球の子(13話) -★★

かれりさんの宝物を見て、違和感に気づく両親。

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)346頁。

このモザイク表現は良かったです。3話?あたりで令助が感じた記憶操作の表現と統一されていますよね。

その後のシリアスなシーン。

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)347頁。

これ不覚にも笑っちゃいました。
絶対笑かしに来てるでしょ、これ。

内容は正直微妙でしたけど、表現が良かったので甘めの星2。


モスキート飛行部隊(読切) -★★★

ジャンプ・ショート・フロンティア読切15ページ。
本格SFギャグ。

ATSUX「モスキート飛行部隊」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)359頁。

今日日こんな設定説明ページ見ませんねw。
そこからのセリフの少なさとか上手い事ギャグに転換していて良かったです。


ドロンドロロン(23話) -★★

クサナギの後を追う二人。
瞬間芸でドウサンを殴るドラ。

大須賀玄「ドロンドロロン」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)381頁。

ホントに成長が見えます。上と中段のコマの集中線の少なさです。
この位少なくても十分効果があるんですよね。なんならもっと細い線でも良いと思います。
下段のコマのような描き方も成長です。
連載開始時だったら縦線の主張が激しすぎてドラの視認性が悪くなってしまっていました。この位細くて良いと思います。オーラ的な何かに包まれている感じと、ビリビリくるような震え・勢いが表現出来ていると思います。

殴るコマを大きく見開きで描いていなくってあれ?と思いました。
その後ドラとクサナギのドラマまでやったのでそちらにコマを使いたかったようです。

大須賀玄「ドロンドロロン」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)388頁。

このページ自体は悪くないんですよね。
なんか
クサナギとのドラマ
→このページ
→一緒に倒すぞ

の流れが良く無かったように感じます。

静、優しい
→動、怒り
→静、優しい

という感情の流れになっていてブツ切り感があるんですよね。
その前にドウサンを殴っている”動”の展開があったことも含めると反復横跳びが凄いです。早い展開を違和感なく読ませる事の難しさが分かりますね。

なので感情の高ぶりを活かしきれていないのかな、と。
読者の感情操作も上手くなっていって欲しいです。つまり要素の省略ですよね。今回殴ったのが良く無かったですよね。難しい。
そこをシームレスに紡げるようになったら、ポスト堀越ですね。


アヤシモン(24話)-★★★

いきなりマンガ家描写が始まってビビりました。
終わったか!?ってなりました。
これ大人の読者はみんななったはず。

マルオの走馬灯だったみたいです。
マンガ好きのマルオらしくて悪くない、というかインパクト絶大で良かったです。刺さる人が限定されそうですけどね。

目が覚めてもう一戦。
甘々の星3。


守れ!しゅごまる(24話) -★

しゅごまるがスカルだった!?
まさかのシリアス展開。
最終エピソードなんでしょうかね?

伊原大貴「守れ!しゅごまる」(「週刊少年ジャンプ」25号、集英社、2022年)427頁。

最後はどうか暖かく。


目次コメント

・すマホ(肥田野先生)

ドロンドロロンの大須賀とは学生時代からの友達!一緒に掲載、嬉しい!

こちらからもコメントがありました。かなり仲良しみたいですね。どちらも頑張って欲しいところです。

いや、ね。

ドロンドロロンの大須賀とは

大須賀。

今の今まで大須先生と呼んでいました。なんてこった。
大須賀先生すみませんでした。

時間があったら今までの記事もサイレント修正しておきます。
アンデッドアンラックをアンデッアンラックと誤表記していた時も直したのでこちらも直すべきでしょうね。

さいごに

後編はアンデラが一番良かったです。
ドロンドロロンも応援していますが、イマイチ。でも確実に良くなっています。間に合え。

私はkindle版が出たら予約したいと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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