CFO思考 書評

こんにちは。
読書部部長の増田です。

会社組織って面白いですよね。
営業がいたり、エンジニアがいたり。
役割を持たされていますが、どんどん新しい肩書きが増えています。

◾️ 今回紹介する本
さて今回は、CFOという役職についての本です。

著者 ベストCFOとかいうありがたそうな賞にに4年連続選ばれた人とのこと。
これはどのぐらい凄いかはよくわからなかったのですが、UFJとNikonのCFOをされていたということで経験と実績は最強の方のようです。

そんな彼のCFO論といった感じです。

◾️CFO思考とはなんぞや

経理部は金庫番思考でよかったとのことです。
なぜなら、銀行との関係維持をし借入できればよかったからです。

 一方、CFOとはアニマルスピリッツをもち、企業の成長の一端を担わなきゃいけないとのことです。(成長戦略に関わり、リスクを取る)
なぜなら、銀行より投資の方が強くなっていて、投資家に選ばれるには自分でIR活動もやらなきゃいけないからです。
  これをCFO思考と呼ぶっぽいです。

◾️著者がCFO思考を発揮した例

彼がNikonのCFOの異なった際、設備投資が必要だと考えたので通常よりも多くの有価証券を売却したり、PLよりBSを重視しして長い目での将来を考えました。
ただ財務を管理するだけでなく、会社のために考えるところまでやるって感じがCFOとしての資質っぽいですね。

CFOだけでなく、全ての役割で与えられた役割以上に働くことが大切なんだろうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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