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【社員紹介インタビュー#6】QA/QC開発部 堂谷 駿



〜キャリアサマリー〜

専門学校ゲーム学部ゲーム学科卒業。ゲームの制作に興味を持ち、プログラミングなどを学ぶ。新卒でSIerの会社に就職。受託開発やエンジニア派遣の営業も担当。2年ほど経験した後、SaaS系ベンチャー企業に入社し、決済システムの開発や運用保守に従事。2社目の会社を退職するタイミングで、取引先であったスマートチェックアウト(現SCOグループ)から声がかかり入社。2021年に営業として入社し、オンライン決済の領域やシステム部としてQAや保守も担当した。現在はPay Light Callの開発や運用を担う。

天才との出会いが導いた新たな道:ゲーム愛からエンジニアへ


元々ゲームがすごく好きで、ゲームを作る人になれたらいいなという漠然とした希望を持って専門学校に入りました。ただ、その中で一部の天才って呼ばれるような人たちに出会ってしまったんですね。学生時代からインディーズゲームを出している人とか、いわゆるバケモノプログラマーみたいな人たちです。そういう人たちは四六時中プログラミングやゲーム開発をしているわけです。遊びたい盛りの18歳から20歳にもかかわらずですよ(笑)。そういう人を目の当たりにすると、自分には無理だなと思いましたし、根本の情熱が違うかもしれないと感じました。僕が好きなのは「ゲームをすること」であって「ゲームを作ること」ではないというところを4年間かけて理解できた学生時代でしたね。

とはいえ、ITやネットワークといった知識は一通り身についていたので、「エンジニアになるか」というくらいの気持ちで特に大きな理由もなく新卒でエンジニアの職に就きました。ベースの知識は専門学校で学んでいましたし、元々人とのコミュニケーションは苦手ではなかったので、入社して半年後にはプロジェクトマネージャーを任せていただいていました。エンジニアの業界では喋れるエンジニアは重宝されることが多くて、私自身も職人系のエンジニアというよりは、クライアントとの折衝を通して要件をまとめ、設計していくという仕事の仕方が向いていたというのはありますね。

エンジニアは転職をしながら自身の待遇を上げていくというのが一般的かと思います。特に私が働き始めた時は、今ほどエンジニアがすごく待遇が良いわけではなかったので、転職を繰り返しながら新しく評価していただくという考えはありましたね。新卒から5年、2社を経験した時に3社目としてお世話になろうと決めたのが今のSCOグループ(当時はスマートチェックアウト)でした。元々、2社目の会社で信頼を置いていた取引先の一つだったんですね。

玉井さんとの出会いが導いた飛躍:エンジニアの新たなステージ


退職だけ決まっていてまだ次の勤め先を考えていなかった時に、玉井さんからお声がけをいただきました。当時は取引先としての印象しかありませんでしたが、アットホームな雰囲気の中に一人一人がしっかりと自走していて、仕事にメリハリがある会社という印象でしたね。あとは、なんとも言語化しにくいんですが、玉井さんって「この人ならなんとかしてくれるんじゃないか」と感じさせるところがあるんですよね。カリスマ性というと少し安っぽくなるんですが、なんか大丈夫だろうという(笑)。はい。割とそのあたりは私もノリを大切にしているところもあるので、不安なく飛び込んでいきましたね。

私が入社した3年前くらいは、今の4分の1くらいの人数でしたから、振り返ってみると楽ではない部分もありました。ただ当時は今以上に全員が全ての部署の仕事を把握していたので、今で言う1馬力ずつの動き方というよりかは、1.3馬力ずつぐらいの動き方をみんなしていたという感じだったので、うまく回っていたんだと思いますね。例えば信用調査部で何か事が起きたら営業も手伝うとか、逆も然りですね。営業で何か架電しなきゃいけないときは管理部や信用調査部の人も手伝うみたいなところがありましたので、そこはなんて言うんでしょう、本当にみんなで助け合いながら進めていったような思い出がありますね。

強みを武器に社会を変えたい:AI電話受付サービスの最前線で

現在、SCOではQA/QC開発部としてAI電話受付サービスであるPay Light Callの開発・運用を担当しています。音声認識やシナリオの柔軟性、ChatGPTやGeminiのような外部AIとの連携によって会話品質の向上にトライしています。日々の業務に関しては、営業の方が胸を張って売れる製品を作りたいという思いはもちろんある一方で、自分たちのプロダクトやサービスで、歯科医院にどんどん通ってもらえるような社会にしたいと思ってやっています。

自分自身でも歯科医院にかかる際に不便だなと思うところって多々あるんですよね。もちろん私とかはもうWeb予約に何とも思っていない世代なので苦もなく予約できるんですが、一方で、Web予約がなければ電話で予約しなければいけない。でもその電話も24時間受付じゃなくて営業時間中にかけなければいけない。自分がお昼休みになったら医院さんも昼休みだから電話できない、みたいな細かい不便さがどうしてもあるので、そこをなくしていきたいなとは常に思っていますね。

SCOに入社して3年、もう結構な古株になるのですが、その分だけこの会社の業務の流れは一番知っている層に入ると思っていますし、歯科医院さんが申し込みからどういう流れでどうやってお金が払われるのか、どうやって決済端末が届くのか、そういったところを全部把握していることは強みとして、ある意味会社を俯瞰しながら力になるようなことができたらいいと思っています。やっぱりSCOはとても好きですし、ここで自分ができることはまだまだあると思っているので、自分の強みを最大限生かして、事業の発展に努めたいと思っています。

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