no19 : 『 detective TAKEI FUMIRA. / 5 』2019のタケイフミラ.ライブツアー。
「タケイフミラ.」のnote、しばらくご無沙汰していました。
タケイとイセイは『タケイフミラ. アルバム『5』』をリリース後「Small Circle of Friends(SCOF) featuring タケイフミラ.」というカタチで、2019のスモサの旅に同行していたのです。
サツキ、アズマ、タケイにイセイの四人旅。書くと楽しそうだけど、コレが案外ライブを進めるごとに考える種が増え、それは旅するごとに芽を出し、ちょっとした『花咲か爺』の如く種を旅先、いやライブ先で振り撒き、さらに咲く。あーー。
悩みのタネというわけではないけれど、なんというかなかなか難しい。
旅の始まりに、「Smal Circle of Friendsのライブ中にコーナーとして、言わばゲスト的に登場って形だよね」とぼんやり考えるも、ライブ地2箇所ほど回ったところで「これ、案外大変かも」…。うーん。
「タケイフミラ.」そしてイセイを登場させる。もちろん演じるのは(歌うのは)アズマ。サツキは「サツキさん」として登場する。
「タケイフミラ.」の事を既に知っている人がライヴを観れば『あぁタケイフミラ.なのね』とわかってくれると思うけど、初めて観る人や、「タケイフミラ.」自体を何者かわからない人から見ると、「???」な謎状態に当然なるよね。(実際、タイケフミラ.が登場した途端、違うステージが始まったの如く『う?なに。なに?スモサだよね?』な表情。そりゃそうだ。)
「タケイフミラ.」とアズマは姿カタチ声が同じなのだから、結果ある程度の説明が必要になってくるってことをライブが進むにつれうっすらと脳裏に浮かぶサツキとアズマ…..。
だけど…..。
- え〜タケイフミラ.とは、かくかくしかじかで、こういうモノであって、サウンドノベルというか、まあつまりタケイフミラ.という人物の物語なのであります。 -
…….。
これは、かなりヤボである。
少なくともライヴ中には要らない。最初のうちはここらへんの加減がわからず、ライヴ中になんとも言えない気持ちになったりしていた。
そこでイセイである。
彼、ライヴでは姿カタチこそ同じだけど、決定的に「声」が違う。彼が歌えば一発で「別人格」として認識、理解される。そしてイセイの相手として「タケイフミラ.(探偵さん)」が居る。ふたりの登場人物が居る、ということが自ずと浮かび上がってくるのです。( 願望。 )
というわけで、2019年を回った今では、あまりごちゃごちゃ説明せず、タケイフミラ.とイセイをさらっと登場させ、さらっと数曲歌い、さらっと退場させている。どのくらい伝わっているのかはわからないんだけど、物語を伝えるためにはやっぱりアルバム『5』全曲、28曲アタマからオシリまで演って、はじめて「完成」するのだから。ね。
なので、続きは、ストリーミング、ダウンロード、願わくば歌詞とビジュアル付きのCD、で聴いてもらいたいのです。
と、そういうお話。
「Small Circle of Friendsがデビューから25年を経て、全アルバム、サブスク開始されました」というお話もおつけしまして、「detective TAKEI FUMIRA.」の2枚のアルバムをするっと聴いてみてください。
もちろん、フィジカルCDには歌詞カードやグラフィックで辿る物語もご堪能いただけますのよ。 ぜひともね。
では、また。