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ソフトコンタクトに有害な化学物質が含まれている可能性


世界保健機関(WHO)によると、失明を含む視覚障害の例が3億件に急増している。それは非遺伝的要因が病気の病因に重要な役割を果たしていると推測されていて、その患者数の増加はコンタクトレンズの普及カーブと類似している。

最近ソフトコンタクトレンズに「PFAS(有機フッ素化合物)」が高濃度で含まれている可能性を示す分析結果がアメリカで発表され、注目を集めている。

科学ジャーナリストの須田 桃子氏の記事によると、PFASは自然界で分解されにくいことから「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル)」と呼ばれ、がんのリスク上昇など健康への悪影響も指摘される物質だ。

須田氏の記事では、アメリカで人気の18製品を調べた分析について触れており、そのうち15 社は日本でも販売されている大手ブランドだ


分析調査の対象となったのは、主要メーカー3社が販売するアキュビュー、アルコン、クーパービジョンなどの人気ブランドの18製品。NewsPicks社がインターネット上に日本語の商品情報があるかなどを指標にチェックしたところ、うち15製品は日本でも発売されているのが確認されている。

そこで問題になるのがPFASの量だ。PFASに詳しい京都大学の原田浩二准教授(環境衛生学)によれば、仮にPFAS濃度が1万ppmの場合、コンタクトレンズに含まれるPFASの量は単純計算でおよそ10マイクログラム(マイクロは100万分の1)になる。

「人が1日に摂取しているPFOSやPFASは合計で平均数十ナノグラム(ナノは10億分の1)とされるので、それと比べるとかなり多い量を目に乗せていることになります」(原田准教授:NewsPicks誌より引用)


コンタクトレンズと同じように体に直接密着させて使用するものに生理ナプキンがある。市場に行き渡っているブランド製品には、そこに一体何が使われているのか、なぜ『紙でできているのに漏れない』のかがきちんと説明されていない。

製紙企業に対してそこまで政府も開示をもとめていない。消費者は皮膚のカブレなどを経験してから、布ナプキンや月経カップに変えていくという経過をたどることも多い。

月経カップは、昨今その快適度や「生理がない日みたいに」仕事やスポーツができる快適なツールとして、日本でも広まってきている。

けれどもそこに使われている『医療用』シリコーンが、実際には肌に密着させても安全なほどのグレードであることを証明しているものはほとんどない。

スクーンカップ は日本で唯一、徹底したバイオテストを開示しているブランドで、以下の項目についての安全性を公表している。


引用:スクーンジャパン


引用:スクーンジャパン


コンタクトレンズや月経カップなど、身体に直接ふれるものは、安価な価格にだまされることなく、しっかりとその品質を問うことが重要だ。



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