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sciencingstyle.comは、サイエンス・研究開発を中心に、様々な分野のイノベーション環境に必要とされるリソースを提供する、オリエンタル技研工業(株)運営のオウンドメディアです。これまでにないツールやカルチャーの発信を通じて、ひらめきの瞬間の創造に貢献します。

最近の記事

【五感の科学】Vol.05アロマオイルがもたらすリラックス効果フィトンチッドの正体

森林の中を散策すると、すがすがしい香りが漂い、リラックスすることができる。 このような森林浴の効果は、森の香り成分である「フィトンチッド」が一因であることが知られている。 フィトンチッドにはリラックス効果の他にもさまざまな効果があり、古来よりアロマオイルなどとして、さまざまな用途に活用されてきた。 フィトンチッドとはどのようなものなのか、そしてどのような効果があるのか、詳しく解説していきたい。 フィトンチッドとは?フィトンチッドは植物を意味する「フィトン」と殺菌を意味

    • 【世界のラボ】Vol.01【縦横無尽に視線が行き交うアトリウム】The MIT Media Lab

      概要マサチューセッツ工科大学の「The MIT Media Lab」は、さまざまな研究分野を含む教授陣の精力的な活動の基盤として、学術的な領域から音楽やグラフィックデザインに至るまで、分野を超えた研究グループが交流し、互いを刺激し合いながら研究をおこなっている。 今回は、学界と産業界が協力する研究環境を開拓し、さまざまなイノベーションを生んできたこのラボを紹介しよう。 建築としての工夫や評価Media Labの最上階には、1km四方のイベント会場に会議室、教育センターが

      • 【五感の科学】Vol.04チョコレートでパソコンの疲労を軽減し、集中力を高める

        パソコンは現代において、仕事や研究において欠くことができないツールだが、長時間パソコンで作業をしていると、疲労し、集中力の低下を避けることは難しい。 厚生労働省が平成21年に公表した「平成20年技術革新と労働に関する実態調査結果の概況」によれば、調査の対象となった事業所の全てにパソコンなどのコンピュータ機器が普及する一方で、コンピュータ機器の使用による精神的な疲労やストレスを感じている労働者の割合は、「たいへん感じている(5.2%)」「やや感じている(29.5%)」をあわせ

        • 【イノベーションのうまれたところ】Vol.04アレクサンダー・グラハム・ベル / 発明家

          音響や通信、電気の領域で用いられるdB(デシベル)という単位。 「10分の1」を表す「デシ」に「ベル」を合わせた名称である。 この単位の語源になったのが、今回紹介するアレクサンダー・グラハム・ベルだ。 1847年3月3日にスコットランドで生まれた彼は、1922年8月2日にその生涯を終えるまでの間、いくつもの発明をおこなった。 中でも最も有名かつ後世の人間に与えた影響が大きい「電話機の発明」について見ていこう。 音への関心ベルは、幼いころから感受性が豊かな少年だった。

        【五感の科学】Vol.05アロマオイルがもたらすリラックス効果フィトンチッドの正体

          【五感の科学】Vol.03アロマオイルの香りは気分をポジティブにし、テレワークのストレスを緩和する

          中国・武漢に端を発した新型コロナウイルスのパンデミックは我々のライフスタイルに大きな影響を与えた。特に、ステイホームが推奨された結果、テレワークを強いられ、ストレスを抱えていらっしゃる方も多いことだろう。東京都が2022年4月に都内にある従業員30人以上の企業を対象におこなった調査によると、これらの企業におけるテレワークの実施率は52.1%に上るという。 このような状況下では、どのようにしてテレワーク下のストレスを緩和し、仕事の効率を上げればよいのだろうか? この点につい

          【五感の科学】Vol.03アロマオイルの香りは気分をポジティブにし、テレワークのストレスを緩和する

          【イノベーションのうまれたところ】Vol.03アレクサンダー・フレミング / 細菌学者

          アレクサンダー・フレミング。 世界初の抗生物質「ペニシリン」を発見した、近代医学の変革者だ。1881年8月6日にスコットランドで生まれた彼は、二度の世界大戦を経験した73年の生涯の中で、いったいどのようにしてイノベーションを生み出したのだろうか。彼のストーリーを学ぶことは、現代を生きる研究者である我々にも、きっと大きな気づきを与えてくれるはずだ。 第一次世界大戦の衝撃1914年、第一次世界大戦勃発。人類史上初の国境を越えた大規模戦争は、世界各地で多くの犠牲者をもたらした。フ

          【イノベーションのうまれたところ】Vol.03アレクサンダー・フレミング / 細菌学者

          【五感の科学】 Vol.02ダークチョコレートを食べてイノベーションの閃きを期待する

          イノベーションという概念の生みの親であるシュンペーターや、「偉大な企業はすべてを正しく行うが故に失敗する」というイノベーションのジレンマで知られるクリステンセンは、今までにはない組み合わせを閃くことで、新しい価値が生まれることをイノベーションとしている。 新しい組み合わせの閃きの誘発には、様々な要因が関係していることは想像に難くない。例えば、多くの知識を持っていることや、偶然出会った人と会話する機会が多いことが閃きのきっかけになるかもしれない。 閃きの要素は無数に考えられ

          【五感の科学】 Vol.02ダークチョコレートを食べてイノベーションの閃きを期待する

          【五感の科学】Vol.01 コーヒーの香りは人を親切にする

          「少し気分が変わることがあったとしても、行動にまで結びつくのだろうか?」-そう思われた方も多いかもしれない。 しかし実際に、「よい香りが人を親切にする」ということが、過去の実験にて示唆されたことが知られている。アメリカのとあるショッピングモールでおこなわれた行動実験では、菓子屋やパン屋の前などのよい香りがする場所では、通行人が親切になることが確認されているのだ。 では、コーヒーの香りの場合はどうだろうか?食後や昼下がり、スイッチを入れて集中したいときなど、色々な場面で飲む

          【五感の科学】Vol.01 コーヒーの香りは人を親切にする

          【イノベーションのうまれたところ】Vol.02フォン・ノイマン / 数学者

          「人間のフリをした悪魔」「火星人」などとも呼ばれ、ノーベル賞クラスの天才達がこぞって「敵わない」と認めた天才、フォン・ノイマン。IQを計測すれば300以上ではないかと言われる、常識から遥にかけ離れた存在。 「はいはい。私なんかとデキが違い過ぎます」とこの文章を閉じる前に少し考えてみよう。例え優れた素質を持っていたとしても、環境が悪ければ天才性が充分に発現しない事もある。彼の育った環境とエピソードを考察することにより、何か自分自身の活性化につながるヒントをみつけられないのだろ

          【イノベーションのうまれたところ】Vol.02フォン・ノイマン / 数学者

          【イノベーションのうまれたところ】Vol.01トーマス・エジソン/発明家

          トーマス・エジソン。 蓄音機をはじめとする多数の発明で知られ、「発明王」の異名をもつ生粋のイノベーターだ。 1847年2月11日にアメリカで生まれ、84歳でその生涯に幕を下ろすまで、いくつもの発明を生み出し、商品として普及させてきた。 稀代のイノベーターであった彼の人生について見てみよう。 好奇心に突き動かされた少年時代 「天才」「偉人」と呼ばれる人物は、概して幼少期から特異なエピソードをもっているものだ。 エジソンも多分に漏れず、そんな一人である。 幼い頃から好奇心

          【イノベーションのうまれたところ】Vol.01トーマス・エジソン/発明家