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拍手をするときになぜ手が貫通したり、一つに結合したりしないのか?

こんにちは。 Science Tutorialです。

本日の問題は日常動作からの出題です。皆さんも一緒に考えてみてさい。

拍手をするとき、なぜ手は貫通したり結合したりしないのでしょうか?

ヒントと答えは↓↓












ヒント:床の上に置いたものが物が床を貫通したり、斜面を転がるボールが地面に沈みこまないのとおなじです。世の中の物は何からできているか考えましょう。

答えは↓↓











答え:人や世の中の物はすべて原子から構成されており、それらは電子と原子核からなっている。そして電子同士には斥力が発生し、お互いを退け合うから。(または、ファンデルワールス力によるもの。と答えてもよいでしょう。)


人体を微小な粒子サイズで考えると、必ず原子や電子といったものを考えることになります。そして電子は陽子とは引き合いますが、電子同士では同じ符号の電気を帯びていますから斥力が発生します。

ヒントにも書きましたが、実は地面の上に埋め込まれずに立てているのも、斜面上を転がるときに斜面の中に埋め込まれないのも同じ理由です。ここで勘のいいひとなら気づくと思いますが、垂直抗力はファンデルワールス力に由来しています。ですからそれだけ頑張って両手をつなげようとしても、実際は電子レベルで見るとつながっていないのです。必ず隙間が空いています。

高校物理や化学で別々にならっていることも意外なところでつながっているものですね。


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