見出し画像

【排尿の反射はどのように起こるのか?】

これは膀胱に尿が溜まる→膀胱の壁が引っ張られる→そこの受容器が興奮する→内臓求心性線維(骨盤神経求心性線維)を通り情報が脊髄の仙髄に伝わる。

そして…
仙髄では「膀胱に尿が溜まっている」という情報から、副交感神経(骨盤神経遠心性線維)の活動を高める→膀胱を収縮(尿を絞り出す!)→内尿道括約筋を緩める(尿道のバルブを開ける)→排尿に至る。

「排尿反射」というくらいなので、当たり前ですけど無意識にこの反応は起きています。

※赤ん坊が排尿をコントロール出来ないのは、仙髄から膀胱の情報がまだ脳にちゃんと届いていないからと言われています。

1~2歳頃には神経系が発達し、外尿道括約筋のコントロールが可能となってきます。

外尿道括約筋は骨格筋(随意筋)で、陰部神経という運動神経によって制御されている。

つまり内尿道括約筋(内側のバルブ)は自動開閉。外尿道括約筋(外側のバルブ)は手動ということ。


サポート代金は嫁さんに秘密でコッソリ新たな文献や論文購入に使わせていただきます!! これで論破されないぞ!!