意外と知らない『郵便ポスト』の世界 #CG制作下調べ
はじめに
こんにちは、SCI-IF(サイフ)です。
今回は、『郵便ポスト』を作っていこうと思います。
普段何気なく目にするポスト。見た目も比較的単純なので、モデリングなどする際もそれほど迷うことはないかと思いますが、せっかくなので調べてメモを残していきたいと思います。
基本情報・主な種類
「郵便ポスト」の正式名称は、「郵便差出箱」といいます。街中でよく見かける(写真右側)型式は、「郵便差出箱13号」と呼ばれるもの。
"13号"という表記から想像される通り、1号や12号なども存在しています。ちなみに、昭和レトロなイメージのある丸形ポストが、「郵便差出箱1号」にあたります。
郵便差出箱の形状については、変遷含めて郵政博物館のページが大変分かりやすかったです。
主な製造元や価格
山崎産業社やパナソニック社が手掛けているようです。
また、落札情報や検索によると、1個あたり9万円程度になるそうです。
各サイズについて
※一部、正式なサイズではなく写真からの比率で算出している部分もございます。
初めてペンタブを買ったばかりなこともあり、大変汚い図で申し訳ございません。シリーズを続けるにしたがって徐々に綺麗になるよう努力します。
実制作
ここまで集めてきた情報を基に、モデリング~テクスチャまでの行ってみました。
郵便ポスト豆知識・トリビア
1. おもしろ郵便ポスト「郵便ポストのプラモデル」
静岡市が日本郵政の協力を受けて設置したモニュメント。
通常の郵便ポスト同様に、郵便物を投函することもできるそうです。
他にも、上野にある「パンダ型郵便ポスト」、ソラマチにある「タワー型郵便ポスト」などおもしろい形状の郵便ポストが存在しています。
2. 実は郵便ポストは私設できる
郵便物の回収料を払うことの他、契約に一定の条件はあるものの郵便ポストは私設することができるそうです。
収集料金は、1日の収集度数が4度以上の場合は167,620円/年。3度以下の場合は83,810円/年だそうです。
3.日本最古の私設郵便ポストが愛知県にある
最古の私設郵便ポストは、1912年に造られたものが豊川稲荷にあるそうです。こちらは現役で今も集荷が行われているそうです。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
このシリーズでは、イラストや3DCGの制作に役立つ情報をメモしていきます。背景制作や小物づくりで気になることがあれば、次回もまた覗いていただけると幸いです。
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それではまた次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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