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【乃木坂46時間TV】感想レポート

【1】 はじめに


乃木坂46時間TVが終了しましたー!

僕自身、この3日間ほど予定していたスケジュールが急遽変更となり、することが完全に無くなったため、腰を落ち着けて観ることができました。75%くらいは観れたのでは…?(え、観すぎ?)

色々感じたことがあり、本当はしっかり整理したいところですが、感じたことのアウトプットは早いに越したことはないので、ハイペースで書いておりますw

感想を端的に表すと、「従来以上に先輩後輩「縦」の繋がりに溢れた回」だったと思います。

従来の乃木坂46時間TVは、同期の交流が多いイメージですが、今回は期を跨いで交流を深める時間が比較的多かった印象です。

そして、3日目には遂に「5期生お見立て会」及び「29thシングルセンター発表」がありましたね。

各メンバーに個性があり、乃木坂工事中への出演も待ち遠しいです。
絵や歌、楽器など様々な才能があって、本当に尊敬します…!


【2】 個人的MVP


※ 前提として、僕は46時間TVの全てを観ることができたわけではないので、あくまで僕が観た範囲で、特に印象的だったメンバーを紹介します

(1) 清宮レイさん

今回の46時間TVにおいて、多くの人がMVPに清宮さんを挙げるのではないでしょうか?
電視台でのティモンディ高岸さんとの完璧な掛け合いから始まり、運動会の活躍も凄まじく、終始大活躍だった印象です。
継続して選抜メンバーにも選出されているので、今後更に注目されること間違いなし!


(2) 賀喜遥香さん

絵を描くことが得意な賀喜さんは、電視台企画として隙間時間にメンバーの絵を描き続けながら、進行を担当したり、他のメンバーの電視台にも出演するなど、様々な場面で大活躍でした。
個人的には、「ホリケンのみんなとともだち(テレビ朝日)」以来の、賀喜さんとホリケンさんのコラボが観れて嬉しかったです。


(3) 山崎怜奈さん

今回の46時間TVでは、特に山崎さんのトーク力があちこちで光っていたように思います。
山崎さんはTOKYO FMのラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』でパーソナリティを務めています。
46時間TV内においても咄嗟に振られたコメントや、司会進行のスムーズさなど、才能が活きまくっていました。


【3】 46時間TV を通して感じた2つのこと


(1) 僕たちは「ないものねだり」な存在である


今回の46時間TVにも、メンバーの個性を引き出す様々な企画がありました。


その中でも、「バナナマン&メンバーが選ぶベストソング歌謡祭」は強く印象に残っています。

企画を通して、僕自身これまであまり聴いてこなかった楽曲にも出会い、充実した時間となりました。

ランキングに選出された「ないものねだり」を聴いて、改めて感じたこと。

それは、僕たちは「ないものねだり」な存在である、ということです。

完璧な人間はいないと思うし、少なくとも僕は完璧ではありません。

むしろ、僕は欠けているところが多すぎて、ときどき我ながら笑えてきます。

自分に足りないなと思う要素を持つ他者は、いつでも眩しく見えるものです。

一方で、他者は自分に対して、違う要素について同じことを感じているかもしれません。

大切なことはやはり、自分自身が今持っていることを大切にして、他者とうまく連携していくことだと、改めて思います。

自分と他者の個性を活かすために、というよりもお互いの感情を場に一旦出すために、僕は次の問いを大切にしたいです。

まあ考えなきゃいけないことは沢山あるけどさ、ぶっちゃけあなた(僕たち)は、どうしたい?

人間は自らの「ないものねだり」と向き合いながら、他者との相互扶助によって成長していきます。

アイドルとは、まさにこの過程を客観視させてくれる存在だと思います。


(2) 「アイドル」×「継承」


この数年間、僕はアイドル哲学として「継承」というキーワードに関心があります。

世界には、様々なアイドルグループが存在します。

日本のアイドル、とりわけ「48グループ」や「坂道シリーズ」の特徴は、「卒業」というシステムの存在です。

卒業については、「卒業」という概念を「時間の比較社会学」の観点から分析する塚田修一さん・松田総平さんの書籍『アイドル論の教科書』など、その現象に注目が集まっています。

結成当初からグループを牽引した白石麻衣さん、西野七瀬さんら先輩メンバーの卒業が続き、第二創業期を迎えている現在の「乃木坂46」。

良い文化を残し、新メンバーの個性を取り入れた新しい文化を作っていく、正に「継承」がキーワードになるフェーズだと思います。

僕は、プロデューサーの秋元康さんが最もこのフェーズにわくわくしているのではないかと予想しています。

なぜなら、秋元さんは田原総一朗さんとの書籍において、次のように語っているからです。

集団の復元力といいますかね。僕がわくわくするのは、中心にいたエースの前田敦子がやめて、そんな復元力がAKB48でも成立するかということです。「もう前田はいないんだよ」というシチューションが、次に何を生み出すか。それが楽しみなんです。

秋元康・田原総一朗『AKB48の戦略! 秋元康の仕事術』


つまり、事前に設計されたシナリオはなく、そこに生まれる「何か」に意味があり、秋元さんはそれを楽しみにしている、と考えることができます。

だからこそ、難しいことも沢山あると思いますが、メンバー自身が納得する選択肢を選んで欲しいと思い、僕は引き続き1人のファンとして応援していきます。


最後に、

46時間TV、本当に楽しかったです!
乃木坂46のメンバーの皆さん、運営の皆さん、視聴者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

あと、『他人のそら似』めちゃめちゃ好きです…!

画像 : 「乃木坂46時間TV」特設サイトより


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