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【大学編】学生時代にしなくて後悔していることは何か

大学4年間、自分なりに精一杯、色々なことに挑戦しました。

我がキャンパスライフに一片の悔い無しと胸を張って言いたいところですが、僕はそこまで強くなく、残念ながらいくつか後悔があります。

中には、「今思えば」休学をしてでも取り組む価値があったのではないかと思うものもあります。

でも、これらは総じて「今思えば」という「結果論」であり、もし記憶を消して当時に戻っても、今と同じような道を歩むと思います。

なので、あくまで備忘録として記録しておきます。これから再チャレンジする機会があるかもしれませんからね。


【1】 年単位の留学をすること


要は、考えすぎ(思い込み)だったと思います。

入学当時、僕は英語のコミュニケーションには悩んでいませんでした。

そのため、費用や留年(休学)のことを考慮して、留学に対して明確な目的を求めていました。

明確な目的とは、例えば独自の研究や日本国内では難しい第二外国語の習得など、留学によってでしか達成することのできない目的です。

結果的に、明確な目的は見つからず、年単位の留学はしませんでした。

ただ、人生に大きな意味を与える経験とは、必ずしも明確な目的の下で生まれるとは限りません。

実際、これまでの人生においても、まずはやってみる(〜みる)ことから始まる物語、そこから学ぶ経験が沢山ありました。

費用や留年(休学)についても、情報不足による「思い込み」の部分が多く、必要以上に高いハードルを自分に与えていたように思います。

確かに、留学の意思決定をしていたとしても、コロナの影響で留学が実現しなかった可能性が高いことは事実です。

でも、留学に対する僕の考えは甘かったなと思います。

大学の卒業は「学生」の終わりではないので、今後に期待ですね。


【2】 図書館を有効活用すること


4年前の僕にとって、本とは「じっくり」そして「最初から最後まで」読まなければいけないものでした。

速読できない僕は、1冊読むのにも時間がかかります。

当然、本が膨大にある図書館は、僕にとってハイカロリーな代物でした。

しかし、パブリックスピーカーであり、経営コンサルタントの山口周さんは、次のように述べています。

その本から得られる効果の80%は、全体の20%によってもたらされる、ということです。(中略)いかにしてこの20%の「ミソ」となる部分を見抜くかというのが大きなカギになってきます。

山口周『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』


つまり、本を「じっくり」そして「最初から最後まで」読む必要はないということです。

このことを知って、僕の読書へのハードルはグッと下がりました。

話を戻し、図書館の良いところは、本の「つまみ食い」ができるところだと思います。

例えば、「モチベーション」というテーマ1つ取っても、関連した本が図書館には膨大にあります。

そして、それぞれ最初から最後まで読まなくても、気になる箇所をつまみ食いすることができます。

自分で本を購入して読む場合、そんな贅沢はできません。

大学によっては、卒業生も図書館を利用できます。

しかし、図書館が学び場のすぐ近くにある大学生時代に、図書館をより有効活用したかったなと思います。


【3】 継続的な発信をすること


僕が元々発信に億劫だったことは、下の記事でも書きました。


完璧主義で、必要以上に考えすぎる癖があり、自分の醜い部分を曝け出すことに嫌悪感を感じていました。

しかし、ここに来て思わぬダメージを受けています。

それは、能動的に動かない限り、他者に自分のことを知ってもらうことができない状態になってしまったことです。

僕には「僕のことについては、ここを見てね!」という情報のプールが、noteには勿論、他のSNS上にもありません。

なので、自ら能動的に動き、都度自己紹介をしないと、他者に自分を知ってもらうことができません。

つまり、情報のレバレッジを効かすことができていないのです。

このことは、採用市場にも共通点があります。

知名度があまり高くない企業は従来、認知獲得のために、同じような採用説明会に何度も行脚して、毎度同じ話をする必要がありました。

それでは、時間と労力がかかって仕方がありません。

しかし、現代はYouTubeに企業の紹介動画をアップロードすることにより、受動的に多くの人に企業のことを知ってもらうことができます。

今後も沢山の人と出会っていく可能性が高い中で、この情報のプールができていないことには結構焦っていて、今急いで建築準備中です...。


【4】 表現をすること


アートやパフォーマンスを享受するだけでなく、実際に自分の手で形にした経験があるかないかの差は大きいなと思います。

僕はこれまで1,000本以上の映画を鑑賞しましたが、自分で実際に映画を制作した経験はありません。

そのため、映画を理論で語ることはできますが、実体験をベースに分析することはできないです。

享受すること自体を否定するつもりは、毛頭ありません。

しかし、自分で形にした経験があることにより、「映画を観る」という体験も、更に色鮮やかになると思います。

音楽やダンスのパフォーマンス、ミュージカルの演出、映画の監督など、様々な表現やものづくりに取り組んでいる友人たちを、改めて尊敬します。

最近、僕も映像を撮り始めたので、今後に期待...!


最後に


学生時代にしなくて後悔していることがあれば、逆にして良かったこともあります。もし良ければ、以下の記事も併せてご覧いただけますと幸いです。


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