家族

オンラインで学ぶ、家族向けコンテンツをつくりたい話

オンラインでの学びを進化させたい(前書き)

新しいタイプのオンラインコンテンツをつくりたいと思っている。アフターデジタル時代、やはりオンラインで学ぶことはとても重要なわけでスクーミーブランドならではのオンラインコンテンツを作っていきたい。で、今回はどんなオンラインコンテンツがいいかを考える話になっている。

そうは言っても問題解決

家族と学ぶってことにこだわっており、「月に一回、スクーミーデイ」というところから、オンラインのコンテンツ名は『DAYs』となっている。現在、9つのコンテンツがあり、今まさにもう一つのDAYsを開発しているところになので、10コンテンツが用意される予定。そもそもやりたいのが、「家の中での問題解決」で、家の中がもっとどうなったらいいか?というのを家族で話し合い、役割分担しながらスクーミーを使って解決していくことを目標にしている。いくつかのフェーズを考えており、こんな感じになっている。

①親から子へ
②親と子で
③子から親へ

の3つフェーズを考えている。そしてこれを行うための練習コンテンツが10個あり、それをこなしつつ、家の中の課題解決を行っていく流れである。で、まず先ほどのフェーズでの、『親から子へ』だが、これは、「スクーミーボードを買うのは親であり、おそらく大人が子どもにやらせる教材になっているので、まずスクーミーボードは親から子に渡されると思っている。そして次は、それを踏まえて、親子が一緒に取り組み、最終的には、親の困っていることを子がスクーミーボードで解決するという、ハートフルなコンテンツの設計をしたいと思っている。

なぜこれをやりたいのか?

「家族内で話をして、役割を決めて、家の課題を解決する」なんてこと大事に決まっているけどなかなかできていないと思う。大事だと思っているけど、改めて何をすればいいのか?ってなるし、大事だと思っているけど、なんだかんだ後回しになってしまうしと、大事だと思っている反面、意外に難しくてできないないんじゃないだろうか?だから、この『「家族内で話をして、役割を決めて、家の課題を解決する」×「IT教育(プログラミングなど)」』で、家族の時間をつくるサブスクリプションってなったら面白いと思っている。基本的には、3ヶ月更新とかで考えていて、こんなサブスクなくても家族で時間をつくって話し合って作って解決するってのが、このサブスクを入れた家庭には文化になればいいと思っている。結構斬新ではないだろうか。。家族の時間を買うサブスクって。。。

最初のミッション

実際にどんなことができるのか?ってのを提示しないといけないと思っていて、最初は、2つのことを説明書とか見ながら行い、そこをチュートリアルとして、定期的にミッションが送られてくるような感じにしたいと思っている。考えている最初のミッションはこんな感じのもので考えている。

①部屋でこそこそできる仕組み
②ものを決まった場所にちゃんと置く仕組み
③当番表
④電気の消し忘れ防止装置

と、まぁいろいろつくることができるが、特に意識したいのが、実際に使うことができるのか?をとことん意識したものにしたい。これは完全にビジネスの話だが、結局スクーミーボードが売れれば嬉しいわけで、作ったものを半永久的に使っていてくれれば、新しいスクーミーボードを購入する必要がでてくる。いかに実用的なものを家庭内でつくるということがこのオンラインコンテンツの1つのポイントになると考えている。人が通ったら明かりがつく仕組みとかも売っていると思う。だけどそれを、家庭環境に合わせたものを自分たちでつくり使っていくということがスクーミーブランドになるので、そんなチュートリアルを用意したい。となったら、やはり、最初のコンテンツの大事な部分は、親もあったら喜ぶし子どももあったら喜ぶものが一番最初のつくる仕組みにしたい。これってなんだろう・・・・。

何をつくるのか

親もあったら喜ぶし子どももあったら喜ぶものってなんだろう。つくるものを分類した時、「親が喜ぶが、子どもが喜ばないもの」「親は喜ばないが、子どもが喜ぶもの」ってのができる分類かもしれないが、仮に4人家族で、お母さんが購入するパターンの場合、お父さんを敵にして、お母さんと子どもは喜ぶけど、お父さんの困っていることを解決する仕組みをつくるってのは面白いかもしれない。

名もなき家事を可視化するアプリと仕組みを開発

名もなき家事を可視化するアプリ「ITと家」をつくりました。

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カテゴリごとに分けていまして、それぞれの項目に対して意見交換ができるような仕様になっています。ここからアップデートしていきますが、家の中の困ったことを解決するために参考にしてもらえればと思います。もちろんこういった家事に対してどうテクノロジーを使うか考えてる暇があるなら手伝えよ!ってなるかもですが、どんなことを作るか考えて、作ってできるようになることで、その家事について子どもたちも意識するきっかけになればと思ってます。そうすればテクノロジーの力を借りなくても家事に意識が向くはずです。

大和ハウス工業が、共働き夫婦の「家事」に対する意識調査をした結果として、妻は「夫1割:妻9割」が最多の37.3%を占めているのに対し、夫は「夫3割:妻7割」が最多の27.0%を占めるなど、妻の認識と比べて、自分は家事をやっていると感じている夫が多くいることが判明している。年代別にみると、夫の年代が上がるにつれて妻の負担率が高くなっており、特に40代男性では「夫1割 妻9割」(32.0%)が最も多くなっており、妻に家事のほとんどを依存している傾向です。妻は家事としてやっている仕事が、夫にとっては家事と思っていないという「名もなき家事」というものに対して、家族全体が考えて共有し協力できるようなコンテンツを作っていきたい。

目標は、テクノロジーなんかなくても、みんなが意識を持つことです。

こちらも今まさに作っている新コンテンツですが、つくることでその問題に対して自分ごとになり、考えるきっかけを持つことができればと思います。

▽新コンテンツの画面イメージ

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