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教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム

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教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォームの関連記事を発信していきます。 HP: https://www.schoolplatform.org FB: https:/… もっと読む
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記事一覧

教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム2022年総会(話題提供資料等)

2022年3月19日(日)、全国から150名以上の皆様にお集まりいただき、2022年総会を開催いたしました。 「子供の可能性×公教育の挑戦=∞ ~言うは易し、行うは難しの「誰ひとり取り残さない」に本気で挑戦する教育実践~」という壮大なテーマを掲げて開催した総会でした。 2022年総会の話題提供資料等を公開いたします! 「生徒の一歩の成長のために、教職員・学校・地域が共に歩むということ」 小野寺哲男 盛岡市立黒石野中学校校長🔻話題提供資料はこちら 🔻小野寺校長からのメッ

教育の地殻変動をどう引き起こすか~企業・NPO・学校教育を牽引する3人の第一人者からのエール~

2018年に文科省若手官僚とNPO法人ETIC.の有志とが事務局となって始まった「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム(以下、PF)」も結成からまもなく4年が経過します。この間、PFをきっかけに新たな取組が生まれたり、繋がりのなかった参加者同士が意気投合してお互いの地域を訪ね合うような関係性が育まれたり…と、立ち上げ当初時点では想像もしていなかった様な、数々のドラマと目に見えるアクションが生まれてきました。  特にこの取組を通じて、教育現場を変える権限と意欲

尾上校長の六浦小学校訪問レポート(後編)「とにかく子どもが幸せに生きていけるように」

後編は、インタビューさせていただいた内容をご紹介させていただきます。 前編と併せて読んでいただくと、尾上校長のお考え、信念、そしてその現れとしての普段の学校での様子が伝わるかなぁと思います。 まだ、前編「尾上校長の半日に密着してみたら…」を読んでいない方は、「こちら」から。 特別支援学級、国際教室もすべて含めたみんなまるごとインクルーシブ◯(事務局)今日は半日密着させていただき、本当にありがとうございました! 学校全体が、「尾上校長のカラー」、それから、とても「ほっとす

尾上校長の六浦小学校訪問レポート(前編)「尾上校長の半日に密着してみたら…」

「校庭を里山に作り変え、外部人材を積極的に活用しながら、自然体験を通じた活動を学校教育活動の中に位置付けた。子どもたちは自然と触れ合って体験する喜びを実感し、自然を通じて子どもたち同士の交流が深まった。」 これは、令和元年の時事通信社第34回教育奨励賞優秀賞、文部科学大臣奨励賞の受賞理由の一部です。 校庭を「里山」…!? この賞の受賞者である尾上伸一校長は、いま、受賞時とは別の学校の校長先生を務めておられますが、現任校においてもブレずに自己の信念に基づく教育実践をしておら

共に創るコラム:プラットフォームは…いま教育に何ができるのか考え、実践し、持ち寄る場。そしてそこで考えたい子どもたちの「幸せ」。 vol.4

師走のこの時期、皆様いかがお過ごしでしょうか。 「教育・学びの未来を”共に創る”教育長・校長プラットフォーム」として配信させていただいている「共に創るコラム」、今回は、民間企業で働く方から、作文いただきました。 本プラットフォームの意義や価値について表現いただくとともに、その場では、教育により実現される子どもたちの「幸せ(well-being)」について考えられないかとご提案いただきました。 教育のその先にあるもの、いま教育に何ができるのか…ぜひ、お読みいただけたら嬉しいです

共に創るコラム:オンラインイベント2020第3弾でご登壇いただいた菅沼校長の実践のその後&その後…! vol.3

「教育・学びの未来を”共に創る”教育長・校長プラットフォーム」として配信させていただいている「共に創るコラム」、早いもので第3回目になりました。 新たにお寄せいただいた作文もあり、多くの皆様にお届けできていること、とても嬉しく思います。 さて、vol.3は、昨年の連続オンラインイベント第3弾「教育・学びの未来と学校組織」でご登壇いただいた長野市立長野中学校・長野高等学校の菅沼校長からの作文です。 菅沼校長からは、2021年6月に作文をいただきましたが、さらにそこから5ヶ月経っ

共に創るコラム:ある民間出身の外国語指導アシスタントから見た学校現場の強み~実は、学校現場で1人1人が持つ裁量の大きさは、部課長級クラス…!? vol.2

先日、「教育・学びの未来を”共に創る”教育長・校長プラットフォーム」として「共に創るコラム」を配信したところ、前向きな反応をたくさんいただきました。ありがとうございました…! vol.2は、これまで別の分野で働いたのち、学校現場に関わっているという方から、学校現場に対して思うこと、をお寄せいただきました。 自分も作文書いてみたくなったという方はこちらから! ある民間出身の外国語指導アシスタントの作文   私は、大学卒業後33年間ほど、ある民間企業のサラリーマンとして仕事を

共に創るコラム:教育長・校長から作文いただきました vol.1

すっかり秋も深まってまいりましたが…皆様、いかがお過ごしでしょうか。 教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム事務局は、「答えは現場にある」という理念のもと、教育・学びの未来に向けて、本プラットフォームのあり方について、ご参画いただいている皆様の想いもお聴きしながら、いろいろな角度から議論してみています。 まさに、「教育・学びの未来を”共に創る”教育長・校長プラットフォーム」として、6月に行われた総会2021などの場で、本プラットフォームの価値やこの場を通して

教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「2021年総会」レポート

<イベント詳細> ■日時:2021年6月13日(日)13:00~16:00 ■参加地域:33都道府県 ■話題提供者: 大分県玖珠町梶原敏明教育長 福井県福井市立至民中学校小林真由美校長 兵庫県尼崎市立下坂部小学校杉本浩美校長 岡山県早島町徳山順子教育長 岡山県浅口市立寄島小学校安田隆人校長 2020年は、コロナ禍の「今だからこそ現場みんなで」を掲げ、5度にわたりオンラインの「場」が開催されました。 2021年の総会では、改めて教育長・校長の可能性をテーマに掲げ、全国に犇く(

教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム2021年総会(話題提供資料等)

 2020年は、コロナ禍の「今だからこそ現場みんなで」を掲げ、2020年総会を含め5度にわたりオンラインの「場」での対話を重ねて参りました。  その蓄積による一番の学びは、 ・どのような困難を抱えた状態であったとしても、学校内や地域と協働し、前向きに教育実践を展開していた学校現場が全国に多数存在していたこと ・そこには例外なく、変化を恐れず、違いを生み出す気概を持ち、挑戦する教育長・校長がいたこと です。  そこで、今年の総会では「今改めて」教育長・校長の可能性をテーマに掲げ

梶原教育長インタビューPart2 ~教育長のキャリアストーリーから見えてくる「弱さ」と「愛」と「信じる」こと~

<前回記事などのご紹介> 梶原教育長のインタビューPart1~「当事者」をこっそり増やす教育長~を読んでいない方は、ぜひ先にこちらをお読みください! なお、本記事の最後で、梶原教育長にもご登壇いただく予定の、教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム2021年総会(6月13日(日))のご案内もしております。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 弱さを見せる教育長〇(事務局)教育長というとやはり「長」「トップ」というイメージですので、「弱み」を見せるとい

梶原教育長インタビューPart1 ~こっそり「当事者」を増やす教育長~

<インタビューのきっかけ>  初めて梶原教育長にお会いしたとき、先の流れを読む「魚の目」を持ち、関係者全員が「当事者」意識や「自主性」を持つための工夫として、教育長自身の「弱みを見せる」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。  教育長というと孤独なイメージがありましたが、新しいマネジメントスタイル、リーダーシップの在り方だと感じ、どのような経緯でこうしたお考えに至ったのか、知りたくなりました。  また、そうした教育長が現在行っている実践のお話を聴きたいと思うととも

2020年「今だからこそ現場みんなで」の歩み

 学校現場におかれては、2020年、新型コロナウイルス感染症による長期臨時休業という歴史上初めての事態に直面し、明日が見えない不安の中、それぞれが悩み、考え抜いた一つ一つの教育実践に日々挑戦されてきたことと存じます。  「答えは現場にある」を理念とする教育長・校長プラットフォームとして、今できることはなにかを模索した結果、2020年は、「今だからこそ現場みんなで」を掲げてオンラインプラットフォームを定期的に開催し、教育・学びの未来を共に創造する場を設けたいと考えて、活動してき

【第3弾】教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム「教育・学びの未来と学校組織」オンラインイベントレポート

<イベント詳細> ■日時:2020年10月17日(土)15:00~17:30 ■テーマ:教育・学びの未来と学校組織 ■参加地域:北海道〜鹿児島県 ■話題提供者: 岐阜市教育委員会/早川三根夫教育長   長野市立長野中学・高校/菅沼尚校長 本日のテーマ「学校組織の在り方」について まず、事務局の方のご挨拶として、今回の開催の目的や想いなど共有いただきました。 新型コロナウイルス 感染症が世界を席巻した2020年。「今だからこそ現場みんなで」を掲げ、4回連続で開催を決定。