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闘病生活365|出雲大社に行ってきました

暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?
今年は酷暑になりそうですが、日が照れば照る程双極性障害は躁が濃ゆくなるので生きやすいっちゃ生きやすい。世の中と矛盾した個性的な毎日を送っています。

出雲大社に行ってきた

さて、掲題の通り、ご縁結びで有名な、年に一回神様が集まる場所に行ってきました。出雲大社。

これから福祉の世界にお世話になることを決めて、あれやこれやと人や場所と縁が繋がることが予想されるこのタイミングで行ってきました。

神様の前に立つと強制的に自分のいま悩んでることや希望していることに向き合うことになると感じるのは私だけでしょうか?いや、これを読んでるあなたにも経験があるはず。後ろに人が並んでいて、できるだけ早く神様にご挨拶しなければいけない時ほど、「あれ言おう」が飛んでって、すっごく端的に自分の欲望や希望が出てくるものなんだなぁと今回も経験させてもらいました。

「素敵な人、物、事、環境とご縁を結べますように」

そんなシンプルな回答が今の私の願い事だったようです。
結婚とか恋愛とかの適齢期はとうに過ぎ、半ば諦めもあるので、これからの人生で出会う何かによって人生に彩りが出れば良い。そんな気持ちでした。

隣で祈る母

今回はバス旅行だったんですが、母が予約・旅行までの決定をしてくれました。
前々から出雲大社に行きたいと言っていた私の言葉を覚えてくれていた。一人暮らしをはじめてからご縁があったらいい人といつか結婚したいとぼやいていた話も耳半分で聞いていてくれたようです。

そんな今回の立役者の母が、帰りのバスでポロッとこぼしました。
「貴方にこれから自分の人生で一つ何かをお願いできるとしたら何?と聞いた時『病気を完治させたい』と言った言葉が私にとっては衝撃だったの。だから今回は貴方のその気持ちを伝えることだけした。自分のことなんて一切願わなかったわ。」

私にとってはその言葉が衝撃でした。一生忘れないと思う。多分。

私は子供を産んだことがないから、母親が子供に抱く気持ちを想像することはあっても理解できることって多分これからもない。でもこの言葉が出てくる気持ちの芯ってそうゆうあったかいものの塊なんだと思う。

母はお守りコーナーにある3色のめのうでできたブレスレットも買ってくれました。これは大事にしようと、帰宅して3日、今のところ毎日つけています。

本当に澄んだ空気

出雲大社の境内は空気が本当に澄んでいました。境内にある木々の出すフィットンチットや清められている道をゆく風たちのおかげなんだと思います。そんな空気の中一定のリズム運動である歩行を長い距離行うと、なんだか丹田にしっかりとした気が巡るのを体感できました。天候は晴れで、その日やっとおさまった酷暑の置き土産みたいな涼しい風が心地よく、全身を優しく撫でていくのでした。あぁ神社に迎えられているなぁと思ってしまうような天気。

最後に

他にもバスツアーで巡った出雲大社を囲むパワースポットを情報として書きたいのですが、長くなってしまいそうなので今回はここまでにしておきます。あくまで闘病生活365なので。

ちなみにあのお願い事の後、口から出た言葉がもう一つあります。
「素敵な人、物、事、環境とご縁を結べますように。これからしっかり生きるので見守っていてください。
鬱になると希死念慮まで出るのによく言ったもんですよね。でもこれを言ったということは私はしっかり生きる覚悟を咄嗟に約束してしまったということなのです。神様に約束しちゃったんだから、病気と共にではあるけど、この人生走り抜きます。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
そして闘病は続く。

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