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Weimar

今日、ふとしたことで手にしたCandida Höferの写真集『Weimar』。彼女の写真集は何冊か持っていますが、各国の図書館の写真を集めた『Library』と並び、この『Weimar』は一番好きな写真集です。何度も見返しているので、既にカバーがヨレヨレ。

2件目の写真は、この写真集に収められている『Goethe-Nationalmuseum Weimar II』という写真です。この写真を見て私はどうしてもこの場所へ行きたくなり、何年か前にWeimarまで足を伸ばしたことがあります。今日はその時に撮影した写真をまとめて投稿しようと思います。

最後の4件は、Goethe-Nationalmuseum内部で撮影した写真です。Weimarへ行ったのは6年半も前のことですが、こうして改めて写真を見直してみると、写真と写真の間をつなぐ記憶が鮮やかに蘇ってきます。思わずもう一度Weimarへ行きたくなりました。この時は、とある用事でJena(言わずと知れたCarl Zeiss創業の地)を訪れた後、帰り道にわずか半日費やしただけだったので、今度はぜひWeimarに宿泊して郊外もゆっくり歩いてみたいものです。その時は再びGoethe-Nationalmuseumも訪れましょう。この建物内部はCandida Höferの写真からもお分かりいただけるように、色合いがとても綺麗なので、次回は必ずカラーフィルムで撮影しようと考えています。大丈夫、在庫は少なくなりましたが、まだPRO400Hは冷蔵庫に残っていますから。

なお、Weimarでの撮影を担当したのは1938年に製造されたRolleiflex Standardです。実に86年前に製造されたカメラですが、その衝撃をほとんどほとんど感じないほどシャッターが静かなので、昼なお暗い屋内でも手ブレせずに撮影することができました。

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