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【私のイチオシ大リーガー①】マックス・シャーザー

こんにちは、scherzです(トップの画像の出典はこちら)。


今日は、メジャーリーグファンを自称する私がイチオシする大リーガーの1人、マックス・シャーザー(Max Scherzer)投手をご紹介したいと思います。


概要

名前:マックスウェル.M.シャーザー(Maxwell M. Scherzer)

登録名:マックス・シャーザー(Max Scherzer)

愛称:マッド・マックス、オッドアイ

所属:ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)

ポジション:投手

背番号:31(2015年~)

国籍:アメリカ合衆国

出身地:ミズーリ州・セントルイス

生年月日:1984年7月27日

身長:6フィート3インチ(≒190.5センチ)

体重:215ポンド(≒97.5キロ)

プロ入り:2006年

初出場:2008年4月29日


選手としての特徴

35歳という年齢を感じさせず、現役最高の投手の1人に数えられる、剛腕投手。サイドスローに近いスリークォーター気味のスタイルから繰り出されるフォーシームは92~96マイル(≒149~154km/h)で、最速は99マイル(≒160km/h)。主な変化球は、カッター(カットボール)、チェンジアップ、カーブ。


フォーシームの回転数は、メジャー平均の毎秒2200回転あまりを大きく上回る、毎秒平均2500回転に迫る数字を残している。また、カッターとチェンジアップは、ストレートとほぼ同じ軌道を描いて投げ出されるため、打者が判別するのはきわめて難しいとされている。「浮き上がる」と形容されるフォーシームと、球界ナンバーワンと言われる変化球を駆使しており、メジャーリーグ屈指の奪三振数と奪三振率を誇る投手として名高い。


2016年~2018年まで3年連続で奪三振王のタイトルを獲得している(2018年は大台の300奪三振を達成している)。


ただ、決してコントロールが悪いわけではなく、フォアボール(四球)は、一試合平均で2~3個あまりしか出さず、一つの四球を出す間にいくつの三振を奪うかを示す指標(K/BB)においても高い数値を残している。


また、故障がきわめて少ない投手として評価が高い。2019年シーズンは途中、腰痛や首の痛みで戦線を離脱していたため登板数が27試合であったが、2009年から2018年までは10年連続でシーズン30試合を登板している。特に、2013~2018年までは6年連続でシーズン200イニングを投げており、この点も評価が高い理由である。


これら圧倒的なパフォーマンスでもって、2010年代に161勝・2452奪三振を挙げており、いずれもメジャーリーグ全体で単独1位の成績である。


2015年ノーヒットノーランを2回サイ・ヤング賞を3回(2013、2016、2017年)、2016年5月11日のデトロイト・タイガース戦で1試合20奪三振のメジャーリーグタイ記録を達成(史上4人目、史上5回目)。


※1試合20奪三振の達成者は、ほかにランディ・ジョンソン氏(2001年)、ケリー・ウッド氏(1998年)、そしてロジャー・クレメンス氏(1986年、1996年)←私は初めてこの事実を知ったとき、あまりの衝撃に「?」ってなりました。「なんで2回も1試合20奪三振やってんねんw」と。


ほかにも、すさまじい記録を残しているので、詳細に知りたい方はWikipediaなどをご覧ください。


個人的な特徴・私生活

右目が青色、左目が褐色という虹彩異色症の、いわゆるオッドアイ。


名前の由来は、両親が交際していたとき、一緒にマックスという名前の猫をかわいがっていたことから。ある日、その猫が突然姿を消してしまい、子供が生まれたら必ずマックスという名前をつけることにしたという。


ミズーリ大学で出会ったエリカ・メイと2013年に結婚しており、2人の娘がいる。


アレックスという名の弟がいたが、2012年初夏に自殺してしまった。アレックスは野球選手ではなかったが、先進的な野球分析の手法、いわゆるセイバーメトリクスに精通していた。マックスがセイバーメトリクスの重要性を認識し、自身の向上に活かそうとしているのは、アレックスの影響があったからにほかならない。アレックスの死以来、マックスはすべての登板を弟に捧げているという。


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ざっと、シャーザー投手のすごさを説明しましたが、デビュー前の経歴までは紹介しきれませんでした。

まあ、説明するよりも見ていただいた方がはやいかな、ということでこちらの動画でもご覧ください。ボールの質が常軌を逸しているので、見ていて笑えてきます。





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