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【3か月遅れのニュース】ニュージーランドで人工妊娠中絶が合法化された

こんにちは、scherzです。


今日は、3か月遅れの時事ニュースということで、3月中旬にあったできごとですが、大事なことなのでここで取り上げておこうかなと思います。


本文は、次の記事を参考に書かれています。


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ニュージーランド議会は、2020年3月18日、妊娠中絶を犯罪ではなく、医療行為として扱う法律を可決しました。


法務相アンドリュー・リトル氏は、法律を現代化させ、女性に自身のからだをコントロールする権利を与える権利が与えられることになると語りました。


1961年のニュージーランド犯罪法(1961 Criminal Act)のもとで、妊娠中絶は違法とされ、違反した場合には最長で懲役14年という刑罰が科されていました。


ただ実際これが執行されたケースはなかったのですが、リトル氏はそうだとしても変革が必要だったと語ります。


同氏は声明のなかで「現在より妊娠中絶は健康問題として正しく扱われる」と語りました。


議会での投票結果は、賛成68/反対51でした。

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先進的と言われつつも、この問題を積み残していたニュージーランドが重い腰をあげたなー、という印象のニュースでした。


人工妊娠中絶の是非というのは、世界的な議論が続いています。アメリカについていえば、州ごとで法律が異なりますし、やはり宗教的な影響が大きく作用する議論であります。


命がひとつ失われる、という事実をどう受け止めればよいのか、私には想像もできない話でとてもやるせない気持ちになってしまいます。ただ、性犯罪などと関連したのぞまない妊娠問題などを考えると、いや、そうでなくとも女性が自分のからだを自分でコントロールする権利というのは認められてしかるべきだと考えています。

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