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孟母三遷

【しあわせと豊かさの学び】の仲間が
3歳の息子くんを連れて新幹線に乗り、
憧れの香水店に行くという冒険を果たした。

私も「行きたいな~」と思っていた香水店。
でも、私は実際に予定は立ててない。
だからまず、「行きたい」という自分の気持ちを大事にして、
えいっ!と行動に移した彼女に、拍手。

そして。その香水店に行くだけでなく、
3歳の息子君と一緒にラグジュアリーなお店で
お洒落なデザートを食べたり、
ふらっとエルメスに入ったりしたという
彼女の選択も素敵だった。

3歳の子供がいるから子連れ向けのお店にしよう、とか
子連れだからここは無理、とか
そういう選択をしなかったことが素敵。
(決して、子供向けを選ぶという選択が悪いわけではありません。)

でも、ラグジュアリーな空間で美味しいものをいただくという経験は、
彼女の心を満たしただけではなく、
息子君の感性も育てたということになると思う。


私の座右の銘に、浅草の扇子職人さんの言葉で
【目と耳と舌は、親が育てるもの】
というのがある。

そのために小さいうちから本物の美術や音楽などで目と耳を育てたり、
旬の食材や美味しいものを食べて舌を育てる。
私自身は舌が肥えていないから、
舌を育ててあげられている自信はないけど、
子供だからこそ、五感を大切にした経験ができるよう、
子育ての中でなるべく心掛けている。


件の彼女にその話をしたら、
ちびまるこちゃんの花輪君みたいな子は
それが当たり前だからそのように育っていくんだね。
というお返事があって。まさにその通り!!と思った。

花輪君のような生活が良いとか悪いとかじゃなくて、
環境の影響はそれだけ大きいということ。
【孟母は三度家を転ず(孟母三遷)】という諺があるけど、
孟子のお母さんは子育てのために3度も引っ越しをした。
それだけ子育てには環境が影響するってことなんだよね。


子育てに限った話じゃない。
【しあわせと豊かさの学び】の講座の中でも、
「1億稼いでる人たちと一緒にいたら、それが当たり前になる。」
みたいな話があったけれど、
そう考えると、今、私たちがどんな環境に身を置くか、
誰と一緒に過ごすか、って本当に大事だなと思う。


講座の中でオススメされて読んだ
こんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』にも、
「ジャージを着ていると、自然とジャージが似合う女になっていく」
と書いてあったけれど、
身に着けるもの、発する言葉、身を置く空間、隣にいる人・・・
それらが私に与える影響は大きい。


だから、ちゃんと意識して、選ぼう。

どうやって選んだらよいかわからないなら、
まず、自分がどんなものが好きなのか、
自分が心地良いと思うのは何なのか、
自分が自分のことを知ろう。

誰かがオススメしていたから、とか
みんなが使っているから、とかじゃない。
(それを参考にするのは有り)


ちなみに私のもの選びの基準は
もう10年以上前から変わらないのだけど、
「品が良いかどうか」(気品があるかどうか)


私の思い描く、未来の自分。
【上品でカリスマ性のある大人の女性】
それに似合う香り、私も選びに行きたい…


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