【映画感想文】陰陽師0

'24.5.2

陰陽師および安倍晴明が好きで、過去の映画版『陰陽師』、『陰陽師2』も見ています。
今回は、新しい安倍晴明&源博正の物語でした。

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宗教的だったり、オカルト的なものが大好きです。
その中でも安倍晴明はかなり好きです。

今回の安倍晴明は学生(がくしょう)の身分の設定です。正規の陰陽師ではなく、陰陽師になるための勉強中といったところです。

図書館のような場所があり、その一角を根城にしているシーンは人と馴染めない天才といった雰囲気でした。とても好きです。

源博正の笛が窮地を救うシーンは、「待ってました！」と言った真打登場とでも言いますか、そんな気分になります。
陰陽師シリーズならこの展開は外せないです。

物語の中心になる女性の部屋が可愛らしいものでした。部屋全体に花びらが散らされている状況は、ガーリーな可愛さと豪華さが同居していました。
自分の部屋では絶対やらないですが、あの空間には行ってみたいです。

まだ大人になっていない、若く無礼で図太く繊細な安倍晴明は今までなかったと思います。
とても楽しい作品でした。

安倍晴明の養父にあたる賀茂忠行という人物が出てくるのですが、胃を痛めていそうなお父さん感がありました。
お疲れ様ですと言いたくなりました。

映画版『陰陽師』、『陰陽師2』の印象が強く、今回はどうかなと思っていたのですがとても楽しめる作品でした。