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日本酒ソムリエAIは贈りたい相手の”イメージ”でギフトを選ぶことを可能に

日本酒をプレゼントとして選ぶときの決め手はなんでしょうか。相手の好きな味わい、目を引くパッケージ、など様々な理由があると思います。
日本酒ソムリエAI「 KAORIUM for Sake 」は新たに相手の”イメージ”で日本酒を選ぶことを可能にしました。本日はその仕組みについてご紹介いたします。

自然言語処理とKAORIUM

自然言語とは、私たちが日常でコミュニケーションとして使用する言葉のことを指します。この自然言語処理は最近では私たちの生活にも密着しており、例えば機械翻訳などもその一例です。その精度の発展は目覚ましいものがあり、以前は単語をただ直訳して並べるだけであったのが、現在ではその品詞や構文を理解し自然な文に翻訳することが可能となってきました。長文であっても難なく翻訳してくれる機能にはとても驚かされますよね。
KAORIUMではこの自然言語処理機能がつかわれており、日本酒ソムリエAIに大量の自然言語のデータを学習させています。このデータが今回の”イメージ”で日本酒を選ぶ「KAORIUM for Sake」の機能に繋がっています。

日本酒を相手の”イメージ”で選ぶ日本酒ソムリエAIの仕組み

それでは実際に「KAORIUM for Sake」の画面をみながら、その仕組みをみていきましょう。
まずは、相手の”イメージ”に合う言葉を選んでいきます。最大3つまで”イメージ”にあう言葉を選択することが可能です。ここでは全く異なるAさん、Bさん二人の”イメージ”を想像しながら選んでいきましょう。

人物のイメージ例
Aさん「頑固」「キリッとした」「頼もしい」

Aさんの結果

Bさん
「かわいい」「穏やか」「柔らかい」

Bさんの結果

上がAさんのイメージで選択した場合、下はBさんのイメージで選択した場合の日本酒の提案結果です。
この提案結果はそれぞれの”イメージ”の人物がこのお酒が好きだろうという診断ツールとは全く異なります。
選んだ言葉から、膨大な自然言語をひも付け、言葉によって日本酒を提案しています。
「Aさん」では、選んだ”イメージ”で提案されたのは、あたたかみがしっかりとある日本酒であることがわかります。
反対に、「Bさん」の”イメージ”で選択した場合には、ワサビを感じさせるような、キリッとした印象の日本酒が提案されました。もちろんこのワサビも実際に原料として含まれているわけでなく、”イメージ”に基づいて、人が近いと感じる言語に紐づいています。

新しいコミュニケーションのきっかけにもなる

このように、今回のギフト機能では相手の”イメージ”の言語を自然言語処理で他の言葉に紐づけることで、その言葉の風味を持つ日本酒を提案することが可能となりました。
今までは相手の好みで選んでいた日本酒が、”イメージ”で選ぶことで新しいコミュニケーションのきっかけにもなります。「あなたのこんなイメージで選んだ日本酒だよ!」と伝えることで、どんなところがその”イメージ”にあったエピソードなのかなど、お互いに思い出す糸口になるかもしれません。「KAORIUM for Sake」は今後も新しい日本酒の愉しみ方を提案していきます。

東武百貨店池袋店で”イメージ”で日本酒を選んでみよう

現在、ギフト機能を搭載した「KAORIUM for Sake」が東武百貨店池袋店で設置されています。プレゼントにももちろん、家族やご友人とお互いの”イメージ”で日本酒を選んでみる新しい愉しみ方を是非体験してみてください。

実施期間:2022年6月9日(木)〜
対象店舗:
東武百貨店池袋店
所在地:東京都豊島区西池袋1-1-25
URL:https://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/


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